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Technics、899ドルのダイレクトドライブターンテーブル「SL-40CBT/SL-50C」海外発表

「SL-40CBT」と「SL-50C」のデザインはほぼ同じ

Technicsは米国時間の4日、ダイレクトドライブターンテーブルの新モデルとして、Bluetooth送信機能も備えた「SL-40CBT」と、非搭載でOrtofon 2M Red カートリッジを備えた「SL-50C」の2モデルを海外発表した。日本での展開はアナウンスされていないが、米国では9月に各899ドルで販売する予定。

ライトグレー
チャコールブラック
テラコッタ

SL-40CBTとSL-50Cは、どちらもコアレス・ダイレクトドライブモーターや高精度なS字型アルミトーンアームといったテクニクスの伝統的なターンテーブルの特徴を継承しつつ、現代のレコード愛好家の期待に応える、洗練されたデザインと使いやすさを新たに進化させたというモデル。「初心者の方にも、エントリーモデルからのアップグレードユーザーにも最適」としており、スタイリッシュでモダンなデザインも特徴。

SL-40CBTは、オーディオテクニカの「AT-VM95C」カートリッジを工場で装着済み。MM対応のフォノイコライザーも内蔵。他の機器と手軽に接続できる。

さらに、Bluetooth送信機能も搭載。Bluetooth対応スピーカーなどに、レコードの再生音をワイヤレスで伝送できる。33/45 RPMに対応。

SL-50Cは、Bluetooth送信機能は非搭載。カートリッジは工場で装着された状態で出荷。Ortofonの「2M Red」を装着している。33/45に加え、78 RPMにも対応する。フォノイコライザーも搭載する。

SL-40CBTとSL-50Cのどちらも、従来のアルミダイキャストシャーシデザインから脱却し、洗練されたミニマルなMDFウッド構造と高品質な仕上げを採用。「大胆で目を引くテラコッタ、繊細で洗練されたライトグレー、そして時代を超越した汎用性の高いチャコールブラックの3つのモダンなカラーバリエーションを用意する」という。

このデザインやカラーは、Technicsのワイヤレススピーカー「SC-CX700」とのマッチングも考慮している。