オーディオNAS「DELA」有償アップグレード。約26万円で限定モデル相当に

　バッファローは、ハイレゾオーディオ向けNAS「DELA N1シリーズ」のHDD容量を増量するなどの有償アップグレードサービスを11日より提供開始する。対象機種は「N1Z」のシルバーモデル(HA-N1ZS10)/ブラックモデル(HA-N1ZS10BK)と、「N1A」のシルバーモデル(HA-N1AH20)。アップグレード費用は、N1Zが26万5,600円(往復送料込・税込)で、'16年5月31日までの期間限定で受け付ける。N1A シルバーモデルは45,200円(往復送料込・税込)。

N1A(左)とN1Z(右)

　N1A シルバーモデルのアップグレードは、搭載HDD容量を2TB(1TB×2)から4TB(2TB×2)に増量するもの。HDDの仕様はN1A ブラックモデル(HA-N1AH40BK)と同等。

　N1Zは、現行の仕様を、メルコ40周年を記念して生産された限定40台「N1Z "MELCO 40th Anniversary Limited Edition"」(HA-N1ZS10P/販売終了)仕様相当にアップグレードする。限定モデルは、2基独立のSSDエンハンサーやTAOC製グラデーション鋳鉄インシュレータを採用し、ベースモデルのN1Zにトランスポートとしての品質を追求した数々のカスタマイズを施したという製品

　なお、N1Zのアップグレード後、起動時間が約10秒長くかかるようになる。また、起動画面ロゴは従来の「DELA」から変更されない。本体のMELCOエンブレムやシリアルプレート、記念カードも付属しない。

　いずれのアップグレードも「DELA N1シリーズを末永くお使いいただくことを目的としたもの」として提供し、発送日を起点に保証期間が1年延長される。

　DELA N1シリーズは、バッファローによるオーディオNAS。直販価格(税込)は、N1Zが各色とも734,400円。N1Aはシルバーモデルが172,800円、ブラックモデルが216,000円。