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アップル、9.7型のiPad Proを3月31日発売、256GBも

4K動画やLivePhotosなどカメラ強化。4スピーカー搭載

 アップルは22日、9.7型に小型化した新iPad「iPad Pro」を発表した。3月24日より予約を開始し、3月31日より発売する。日本の発売も3月31日。Apple Store価格は32GBモデルが66,800円、128GBが84,800円、256GBが102,800円。シルバー、ゴールド、スペースグレイ、ローズゴールドの4色を用意する。

9.7型iPad Pro
9.7型のiPad Pro

 Wi-Fi版のほか、LTE対応のWi-Fi+Cellular版も用意し、価格は32GBが82,800円、128GBが108,000円、256GBが118,800円。

 従来のiPad Proは、12.9型/2,732×2,048ドット(264ppi)だったが、9.7型モデルを追加。9.7型モデルの解像度は2,048×1,536ドットで、精細度264ppiは共通。9.7型の発売後も12.9型iPadは併売される。

12.9型iPad Proと9.7型iPad Pro

 9.7型iPad Proは、iPad Air 2より25%高輝度化し、色域を25%拡大した広色域ディスプレイを搭載。反射は40%抑えているという。カスタム仕様のタイミングコントローラ、光配向、酸化物TFTにより、「優れた色合いやコントラスト、鮮やかな色彩をもたらす」とする。

 プロセッサは64bit A9XチップでM9コプロセッサも統合する。iOS 9.3の新機能であるNight Shiftにより、iPad Proの時計と位置情報を利用して、日没後に暖色寄りになるようディスプレイの色合いを自動調整。「心地よい眠りを取りやすくなる」という。

 「過去最高のiPadカメラ」というiSightカメラは、12メガピクセル/F.2.2で裏面照射型センサーを搭載し、4K動画撮影に対応(12.9型iPad Proは8メガ/F2.4)。また、新たにLive Photosに対応しているほか、LEDライトのTrue ToneフラッシュやFocus Pixelsを使ったオートフォーカスに対応。63メガピクセルのパノラマ撮影も可能。写真の自動HDR、顔検出機能も備えている。

カメラ機能を強化

 4K動画は3,840×2,160ドット/30fpsに対応するほか、1080p HDビデオ(30fps/60fps)や720/30fpsビデオ撮影に対応。さらに、3倍ビデオズームや、1080p(120fps)、720p(240fps)スローモーションビデオ撮影も可能。前面のFaceTimeカメラは5メガピクセル。

 4つのスピーカーを内蔵し、音質も強化。内蔵センサーにより、iPad Proをどの向きで持っていても自動的に音の出方を調節し、最適化するという。また、iOS 9.3からは、Dolby Digital Plusでエンコードされたオーディオを含むビデオ再生に対応。別売の「Apple Lightning Digital AV Adapter」(5,800円)を使ったマルチチャンネル音声出力も行なえる。

 Touch IDやSiriに対応。OSはiOS 9.3を搭載する。IEEE 802.11a/b/g/n/ac無線LANやBluetooth 4.2、デジタルコンパスを搭載。Wi-Fi + Celluarのみ、Assisted GPSとGLONASSにも対応する。

ゲームにも対応

 対応オーディオ形式は、AAC(8〜320Kbps)、HE-AAC、MP3(8〜320Kbps)、MP3 VBR、Audible(フォーマット2、3、4、Audible Enhanced Audio、AAX、AAX+)、Apple Lossless、AIFF、WAV。

Apple Pencil対応
12.9型と9.7型iPad

 別売のApple PencilやSmart Keyboardにも対応する。バッテリ駆動時間は約10時間で、Wi-Fi+Cellularでの携帯電話データネットワークでのインターネット利用時は最大9時間。外形寸法は240×169.5×6.1mm(縦×横×厚み)、重量は437g(Wi-Fi+Cellularは444g)。なお、12.9型モデルの外形寸法は305.7×220.6×6.9mmで、重量は713g(Wi-Fi+Cellularは723g)。

 iPad Pro本体のほか、Lightning - USBケーブル、USB電源アダプタが付属する。

Smart Keyboardに対応
主な仕様

(臼田勤哉)