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16GBで52,800円、低価格版「iPhone SE」登場。A9チップ、4K撮影
(2016/3/22 03:46)
アップルは22日、低価格なiPhone「iPhone SE」を発表した。日本では3月24日から注文を受け付け、3月31日に発売する。カラーはシルバー、ゴールド、スペースグレイ、ローズゴールド。ストレージメモリは16GBと64GBで、Apple Storeでの価格は16GB版が52,800円、64GB版が64,800円。
iPhone 5sに代わる低価格なiPhoneとして16GBで52,800円からラインナップ(iPhone 6は16GBで74,800円~/iPhone 6sは16GB 86,800円~)。4インチのRetinaディスプレイを搭載し、解像度は1,136×640ドット。コントラスト比は800:1、輝度は最大500cd/m2。Multi-Touchに対応する。iPhone 6とは異なり、広視野角のためのデュアルドメインピクセルは非搭載。
上位モデルのiPhone 6/6sと同じ64bitのA9チップを搭載し、グラフィックスパワーなどを強化。組み込み型M9モーションコプロセッサも搭載する。
カメラ部は1,200万画素のiSightカメラを搭載。動く静止画の「Live Photos」もサポートする。裏面照射型センサーを搭載し、5枚構成のレンズやFocus Pixelsを使ったオートフォーカス、写真の自動HDR、顔検出機能なども利用可能。電子式手ぶれ補正は備えているが、光学式の手ぶれ補正は非搭載。
動画撮影は4K(3,840×2,160/30p)に対応。1080/60p/30pの撮影も可能で、1080/120pのスローモーション撮影にも対応。タイムラプス撮影や、4K撮影中の800万画素静止画撮影もサポート。True Toneフラッシュも搭載している。内側のFaceTimeカメラは120万画素。720p撮影にも対応する。
Apple PayやSiriを使った音声による制御も対応。通信機能はGSM/EDGE、UMTS/HSPA+、DC-HSDPA、CDMA EV-DO Rev. A、4G LTEに対応。無線LANはIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応。GPSや3軸ジャイロ、加速度/近接/環境光センサーを搭載。気圧計は備えていない。
外形寸法は123.8×58.6×7.6mm(縦×横×厚さ)で、重量は113g。バッテリの持続時間は3Gで最大14時間。インターネットの利用時間は3Gで最大12時間、4G LTEで最大13時間、Wi-Fiで最大13時間。ビデオ再生は最大13時間。オーディオ再生は最大50時間。
NTTドコモ、au、ソフトバンクでは3月31日からiPhone SE発売。発売に先立ち3月24日午後4時1分から予約受付を開始する。