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デュアルDACでバランス対応、約7万円のハイレゾプレーヤー「OPUS #1」

 エムエムシー企画は、韓国のオーディオメーカーThe BITのハイレゾ対応ポータブルオーディオプレーヤー「OPUS #1」を5月下旬に発売する。それに先駆け、4月30日からe☆イヤホンにて先行販売を開始。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は72,800円前後。4月29日、30日に開催されるフジヤエービック主催「春のヘッドフォン祭2016」に出展するほか、4月30日にはe☆イヤホン 秋葉原店で試聴会も開催される。

ハイレゾ対応ポータブルオーディオプレーヤー「OPUS #1」

 Android OSをベースにしたポータブルプレーヤー。DACには、Cirrus Logicの「CS4398」を採用。デュアル構成で搭載しており、バランス駆動にも対応。出力は3.5mmのステレオミニと、2.5mm 4極のバランスを用意。3.5mmの端子は光デジタル出力も兼ねている。出力レベルは、アンバランスが2.1Vrms、バランスが2.3Vrms(無負荷時)。ボリューム調整は150段階。

 音声データは192kHz/24bitまでサポート。WAV、FLAC、ALAC、AIFF、MP3、OGG、APEに加え、DSD 5.6MHzまでの再生もサポート。ただし、DSDはPCMへの変換再生となる。

 本体に32GBのストレージメモリを搭載するほか、microSDカードスロット×2基も搭載。各スロットは200GBまでのSDXCカードに対応可能としており、合計で最大432GBまでの拡張が可能。

microSDカードスロット×2基を搭載

 1.4GHz駆動のクアッドコアプロセッサを搭載。Android OSをベースとした快適な操作性と、音楽ファイルのスムーズな再生を実現したという。4型のTFT液晶ディスプレイ(480×800ドット)も備え、タッチパネルで操作が可能。アルバム、アーティスト、ジャンルやフォルダごとの再生指定や、お気に入り登録も可能。

 バッテリは4,000mAh/3.7Vのリチウムポリマー。充電とデータ転送用にUSB端子も備えている。再生時間は約10時間、充電所要時間は約4時間。外形寸法は112×72×18mm(縦×横×厚さ)。重量は185g。筐体にはABS樹脂とガラス素材を使い、本体のカラーはブラックガンメタリック。

Android OSをベースにしたシステム。タッチパネルで操作が可能

(山崎健太郎)