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米Amazon、Fire TVのUIデザイン変更、Alexa+も連携。絵画のような薄型TVも

「Amazon Ember Artline」新モデル

米Amazonは現地時間の5日、薄型1.5インチの非光沢4K QLEDテレビで、アートや写真を美しく映し出し、あらゆる照明条件での映り込みを軽減するというライフスタイルテレビ「Amazon Ember Artline」の新モデルを、今春後半に米国、カナダ、ドイツ、英国で発売する。55インチから65インチまでのサイズ展開で、価格は899ドルから。

さらに、Fire TVのUIデザイン変更も発表。2月から米国でFire TV Stick 4K Plus、Fire TV Stick 4K Max(第2世代)、Fire TV Omni Mini-LEDシリーズで提供開始する。今春後半には、Fire TV 2シリーズ、Fire TV 4シリーズ、Fire TV Omni QLEDシリーズなどの最新世代のFire TV 4Kストリーミングメディア プレーヤーやテレビ、Hisense、Insignia、Panasonic、TCLなどのパートナー製のテレビにも提供する。

Amazon Ember Artline

Dolby Vision、HDR10+、Wi-Fi 6に対応。Alexa+に話しかけられるマイクと、人が部屋に入退出すると自動的にアンビエントエクスペリエンスのオン/オフを切り替えるOmnisenseテクノロジーを搭載する。

Amazon Photosとのシームレスな連携が可能で、2,000点以上の無料アート、加えて見たいコンテンツを素早く見つけられる最新のFire TV UIも搭載する。

特定の部屋に最適なアート作品を見つけるために、Amazon Ember Artlineを飾る予定の部屋の写真を最大4枚撮影するだけで、ユーザーのスタイルやインテリアを考慮したアート作品をパーソナライズしてすぐにおすすめしてくれる、AI活用の新機能を開発。

Amazon Photosと連携すると、「アレクサ、コロラドへの家族旅行のスライドショーを作成して」や「アレクサ、結婚式の写真を見せて」などと言うだけで、Alexa+に写真のスライドショー作成を依頼できる。

マグネット式フレームを10種類用意。ウォルナット、アッシュ、チーク、ブラックオーク、マットホワイト、ミッドナイトブルー、フィグ、ペールゴールド、グラファイト、シルバーから選択できる。

Fire TVのUIを刷新

Fire TVのUIデザイン変更

Fire TVのUIをよりすっきり、かつ高速で、整理されたものに再設計する。これにより、ユーザーが検索に費やす時間を減らし、視聴に多くの時間を費やせるという。例えば映画を検索すると、使用しているすべてのアプリのタイトルが表示される。

新しいUIは、レイアウトを改善。角丸化、カラーグラデーションの再設計、タイポグラフィの刷新、より最適化されたスペースなど、よりモダンなデザインになる。

基盤となるコードを再構築し、高速化も実現。最大20~30%の速度が向上するケースもあるとのこと。これらの改善はすべて、無料のソフトウェアアップデートで利用できる。

ホーム画面にピン留めできるアプリの数も6個から20個に増加。リモコンのメニューボタンを押すだけで、ゲーム、アート&フォト、アンビエントエクスペリエンスにすぐにアクセスできる。

Fire TVのAmazonフォトを使えば、お気に入りの写真を簡単に接続して、自宅の一番大きなスクリーンに美しく映し出すこともできる。

AIを駆使した生成型エージェント「Alexa+」も利用可能になる。ユーザーが見たいシーンをAlexa+ に伝えるだけで、Fire TV がPrime Videoの映画のそのシーンに直接スキップしてくれる。

リモコンのホームボタンを長押しすることでアクセスできるショートカットパネルも追加。オーディオやディスプレイの設定、接続されたRingカメラ、スマートホームデバイスの管理など、Fire TVで最もよく使うコントロールに素早くアクセスできる。

Alexaに、見たい番組、一緒にいる人、好きな俳優や監督などを話しかけるだけで、Alexaがユーザーにマッチした番組を見つけるサポートをしてくれる。画面に表示されているタイトルをウォッチリストに追加したり、視聴中の試合の統計情報を取得したり、AIが自動生成する背景スクリーンセーバーを作成したり、家族旅行の写真を表示したり、照明を落とすこともできる。

Fire TVモバイルアプリも進化。従来はバックアップリモコンとして活用されてきたが、刷新されたアプリでは、コンテンツの閲覧、ウォッチリストの管理、テレビでの再生機能が追加、すべて新しいFire TVのデザインにマッチしたデザインと操作性を実現している。

これにより、外出先でスマートフォンをセカンドスクリーンとして活用し、次に観たい番組を探したり、友人のおすすめ番組をウォッチリストに追加したりすることもできるという。