ニュース

オリンパス、超広角+ログ+5大タフの新アクションカメラ

30m防水、4K/30p、トラッキングログの「TG-Tracker」

 オリンパスは、30m防水など“5大タフ機能”や、GPS、204度広角レンズを搭載したアクションカメラ「OLYMPUS STYLUS TG-Tracker」を6月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は45,000円前後。カラーはグリーンとブラック。

OLYMPUS STYLUS TG-Tracker(グリーン)

 720万画素の1/2.3型CMOSセンサーと204度の超広角レンズを搭載し、4K/30p、1080(60p/30p)、720(240p/120p/60p/30p)のMOV(MPEG-4 AVC/H.264)で動画撮影できるアクションカメラ。30m防水、防塵、耐衝撃2.1m、耐低温-10度、耐荷重100kgfの5大タフ機能を搭載する。

側面
204度の広角レンズを搭載

 特徴は、GPS(GLONASS、QZSS)と気圧センサー、温度センサー、方位センサー、加速度センサーの5つのセンサーを搭載し、フィールドスポーツの状態や動きを捉えた撮影が可能。動画や静止画映像とともに、位置や標高、水深、水温、気温などのログを記録し、スマートフォンアプリ「OLYMPUS Image Track」を利用して、映像と同時に表示させて、臨場感や達成感を楽しめるという。オリンパスでは、フィールドスポーツの映像とログを同時に記録し、アプリ上で臨場感豊かに表示できる「フィールドログカメラ」としている。

OLYMPUS Image Track

 画像処理エンジン「TruePic VII for 4K」は、オリンパスのミラーレス一眼「PEN」、「OM-D」で採用している「TruPic VII」をベースに4K動画に対応したもので、裏面照射型CMOSセンサーとあわせて高品位な映像記録が可能という。電子式の5軸手ブレ補正を搭載。最大8メガのJPEG写真撮影や、タイプラプス撮影、動画のループ撮影にも対応する。

OLYMPUS STYLUS TG-Tracker(ブラック)

 記録メディアはmicroSD(microSDXC対応)。液晶モニターは1.5型/115万画素で、アプリだけでなく本体モニターでも、方位や水平、ログ(高さ・水深)の確認が可能となっている。

液晶モニターを装備

 IEEE 802.11b/g/n無線LANを搭載し、アプリ「OLYMPUS Image Track」をインストールしたスマートフォンなどと連携可能。

 内蔵ヘッドライトで周辺を照らすことも可能で、20ルーメンで29分、60ルーメンで60秒利用可能。HDMIマイクロ出力(Type D)も備えている。バッテリはリチウムイオン「LI-92B」で、約480枚の写真撮影が可能。外形寸法は35×56.5×93.2mm、重量は180g(電池、カード含む)。

 手持ち撮影が可能なステディグリップ「SG-T01」や、自撮り用のマウントカップリング「MC-T01」、水中用プロテクタ「UP-T01」、レンズプロテクタ「LP-T01」などが同梱され、様々な撮影スタイルに対応可能としている。

SG-T01
UP-T01
Amazonで購入
STYLUS TG-Tracker
(グリーン)
STYLUS TG-Tracker
(ブラック)


(臼田勤哉)