東芝、REGZA「ZX8000」シリーズの消費電力情報を公開

-エコポイント対象。初のLEDバックライトモデル


6月3日発表

 

 株式会社東芝は3日、4月7日に発表した液晶テレビ「REGZA」のLEDバックライト採用フラッグシップシリーズ「ZX8000」について、消費電力と年間消費電力量、重量を公表した。詳細は下表の通り。

型番55ZX800046ZX8000
消費電力
(リモコン待機時)
353W
(0.3W)
282W
(0.3W)
年間消費電力量
(参考値:LEDバックラ
イトで省エネ法対象
 外のため)
271kWh/年256kWh/年
重量
(卓上スタンド含む)
42.5kg32kg

ZX8000シリーズ
 55型(7月上旬発売/オープン/実売60万円前後)と46型(6月下旬発売/同50万前後)をラインナップするが、どちらもエコポイントの対象となる。ポイント数は36,000。買い替えでリサイクルする場合はさらに3,000ポイントがプラスされる。

  ZX8000シリーズは、東芝初のLEDバックライト採用モデル。LEDは白色で、自社開発のバックライトコントロールLSIによる映像制御などによりダイナミックコントラスト200万:1を実現している。パネルは光沢感のある「フルHDクリアパネル」で、駆動方式はVA系。倍速駆動技術として、バックライト制御を組み合わせた「Wスキャン倍速」を搭載している。

  超解像技術「レゾリューション・プラス2」は、フルHD未満の映像だけでなく、フルHDの映像にも適用できるようになり、1,920×1,080ドットのBSデジタル放送でも高画質化を図っているのが特徴。BDプレーヤーなどで4:4:4にクロマアップサンプリング処理された信号をそのまま表示する「ピュアダイレクトモード」や、「RGB入力ダイナミックレンジ切替」機能など、細かな機能も追加されている。

 


(2009年 6月 3日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]