パナソニック、業界初のClass10対応SDHCカード

-転送速度は最大22MB/sec。32GBが実売4万円


Class10対応の32GBモデル

7月25日発売

 標準価格:オープンプライス


 パナソニック株式会社は、業界初というClass10の高速転送に対応したSDHCカードを7月25日より発売する。また、Class6/4対応SD/SDHCカードや、microSD/SDHCカードについてもパッケージを一新して同日より発売する。価格はいずれもオープンプライスで、店頭予想価格は下表の通り。

種別クラス転送速度(最大)容量型番店頭予想価格
SDHCカードClass1022MB/sec32GBRP-SDW32GJ1K4万円前後
16GBRP-SDW16GJ1K1万6,000円前後
8GBRP-SDW08GJ1K7,000円前後
4GBRP-SDW04GJ1K3,800円前後
SDカードClass62GBRP-SDW02GJ1K2,700円前後
SDHCカードClass415MB/sec16GBRP-SDP16GJ1K1万円前後
12GBRP-SDP12GJ1K8,000円前後
8GBRP-SDP08GJ1K5,500円前後
4GBRP-SDP04GJ1K3,000円前後
SDカード2GBRP-SDP02GJ1K1,800円前後
1GBRP-SDP01GJ1K1,500円前後
microSDHCカードClass210MB/sec16GBRP-SM16GCJ1K1万3,000円前後
Class48GBRP-SM08GCJ1K5,500円前後
4GBRP-SM04GCJ1K2,800円前後
microSDカード2GBRP-SM02GCJ1K1,700円前後
Class21GBRP-SM01GCJ1K1,500円前後

 SDWシリーズのSDHCカードは、従来のClass6を上回る、最新のClass10(2GBモデルはSD/Class6)に対応。2GB~32GBモデルでいずれも最大22MB/secのデータ転送に対応する。同社製AVCHDビデオカメラ「HDC-HS300」などのHGモード(1,920×1,080ドット/約13Mbps)では、32GBカードに約5時間20分の記録が可能。

 microSDHCでは、携帯電話の動画配信やワンセグ録画などへの大容量化のニーズを見越し、16GBモデルを新たに投入。SD/SDHCカードはいずれも、カードのラベル部に直接文字などを書き込めるスペースを設けている。カードの重量は、SD/SDHCが約2g、microSD/SDHCが約0.5g。

 また、既存モデルを含め、パッケージを一新。従来のプラスチックフィルム製から、紙ベースに変更し、包装プラスチック材を65%削減した。

SD/SDHCカード。上がSDWシリーズ、下がSDPシリーズ上がmicroSDHC、下がmicroSDカード


(2009年 6月 15日)

[AV Watch編集部 中林暁]