ティアック、8トラック対応のポータブルMTR「DP-008」

　ティアック株式会社は、8トラックマルチレコーダ「DP-008」を11月6日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は33,000円前後の見込み。

　8トラックのポータブルマルチレコーダで、2トラックの同時録音、8トラックの同時再生に対応。16bit/44.1kHzでの録音に対応し、記録メディアにSDメモリーカードを採用。2GBのカードが付属する。

　入力端子は、INPUT A、Bの2系統で、RCAとXLRを選択可能。INPUT Aについては、入力機器に合わせて、MIC/LINEと、ギターを切り替えられる。また、本体の無指向性のステレオコンデンサマイクも内蔵している。

DP-008	入力端子部

　Hall 1/2、Roomなどのリバーブも装備しており、トラックごとに独立したレベル/パン/リバーブつまみを用意。各トラックにリバーブやEQなどを適用できる。コピー/ペーストやインサート、ムーブ、カット、サイレンスなどの編集機能を装備。クロマチックチューナやメトロノームなどの機能を備えている。

　周波数特性は20Hz～20kHz(MIC/LINE IN→LINE OUT)、歪率が0.05%以下(LINE IN→LINE OUT)、S/N比は81dB以上(LINE IN→LINE OUT)。

　電源は単3電池×4本で、アルカリ電池利用時の連続駆動時間は録音時で約5.5時間、再生時で約6時間。別売のACアダプタでも利用できる。消費電力は2.4W、外形寸法は221×126.5×36mm(幅×奥行き×高さ)、重量は610g(電池含まず)。

　24bit/96kHz対応で、16入力、4出力を備えたUSB 2.0インターフェイス「US-2000」も11月6日より発売。価格はオープンプライスで店頭予想価格は5万円前後の見込み。

　バランス入力を装備した業務用MDレコーダ「MD-02B」も11月下旬に発売。価格は73,500円。

US-2000	US-2000背面	MD-02B