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Oriolus、“ボーカルの輪郭、低域の質を高めた”トライブリッド・イヤフォン「Szalayi II」

Szalayi II

オリオラスは、Oriolusブランドの有線イヤフォン「Szalayi II」を9月17日に発売した。アコースティックボーカル、ヒップホップ、R&B、ソウル、ジャズといった低域の存在感や高音域の刺激量が音楽の印象を大きく左右するジャンルに適したチューニングを採用。価格はオープンで、市場想定価格は146,300円前後。

ユニットは1PD×1DD×1BAのトライブリッド構成。「Szalayiの解像感の高さや低域の迫力を派手に印象付けず、量感豊かな低域を備えながら、ボーカルや各楽器が埋もれにくく、マルチドライバー由来の違和感を意識させにくい個性を受け継ぎながら、楽曲の背景の静けさ、声の存在感、超低域の深さ、中高音域の滑らかさをより捉えやすく再調整した」という。

各ドライバーの連携やクロスオーバー、音響設計を見直し、ボーカルの輪郭や空間表現、低域の質感を洗練させた。

14mm平面磁界ドライバー、10mmダイナミックドライバー、バランスド・アーマチュアドライバー(BA)と、異なる3種のドライバーの特性を緻密に組み合わせ、ぼわつきを抑え、ボーカルの言葉の輪郭が自然に立ち上がり、繊細な高域成分を失わずに濃厚な音色の中にも見通しと聴きやすさを実現したという。

ドライバーの応答、クロスオーバー、音導管、シェル内部の容積、装着時の密閉状態までを確認し、測定と試聴を往復しながらバランスを追い込んだ。ボーカルの存在感や言葉の明瞭さを決定づける約1kHz付近を積極的に持ち上げることで、人声が演奏に埋もれず自然に前へ出るバランスを目指したという。

さらに、可聴帯域の中でも最も低い20〜50Hz付近を強化することで、「低音を強調するのではなく、音楽全体を支える空気を押し出している感覚やスケール感を高めた」とのこと。キックドラムや大型パーカッションのエネルギー、コンサートホールの広がり、シンセベースの沈み込み、ライブ会場内の空気感まで自然に描写する。

耳が刺激として感じやすい3〜5kHz帯域は適度に抑え、高い解像感を維持したまま、刺さり感や過度な鋭さを低減したとのこと。

新設計のシェルはドイツ製レジンを用いて、手作業で丁寧に成形。大型の14mm平面磁界ドライバーや10mmのダイナミックドライバーを搭載することで必要となる音響容積を充分に確保しながらも、耳の形状に沿う人間工学設計をもとに形状や装着性を繰り返し調整した。

シェルには鮮やかなタンジェリンカラーを採用。中国語圏ではオレンジを意味する「橙(チェン)」の発音が、成功を意味する「成(チェン)」と似ていることから、縁起の良い色として親しまれている。

PWAUDIO特注の4.4mmバランスケーブルを標準付属。導体には純度99.99%の4N OFCを採用。22AWG×4芯構成にPVC被膜を用いることで、十分な導体量を確保しながら、日常の取り回しの快適さにも配慮した。着脱可能で、CIEM 2Pinを採用。