アイ・オー、miniB-CAS採用のPC用地デジチューナ3種

-小型USBモデルなど。7専用やワンセグ/編集対応


GV-MC7/HZ3(デザインはGV-MV7/HZ3)と共通

11月中旬発売

標準価格:9,975円~14,280円


 株式会社アイ・オー・データ機器は、miniB-CASカードを搭載したパソコン用地上デジタルチューナ2モデルを11月中旬より順次発売する。

 USB外付け型で、Windows Media Center対応の「GV-MC7/HZ3」と、USB外付け型で録画ソフトmAgicTVを利用する「GV-MVP/HZ3」、PCI Express接続の「GP-MVP/HS3」の3モデルを用意し、価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格はGV-MC7/HZ3が9,975円、MV-MVP/HZ3、HS3が14,280円。

型番視聴/録画ソフト価格
GV-MC7/HZ3Media Center9,975円
GV-MVP/HS3mAgicTV14,280円
GV-MVP/HZ3

 いずれも、新たにARIB規格の改定に基づき従来のカードより小型化した「Plug-inSIM」形状のミニB-CASカードを採用。カードの小型化により、チューナ自体の小型化も図られている。

miniB-CASカード背面。携帯電話のSIMカードと同サイズ従来のB-CASカードとの大きさ比較
GV-MC7/HZ3、GV-MVP/HZ3の利用イメージ

 GV-MC7/HZ3は、Windows 7のMedia Center機能を録画/視聴に利用し、OSの標準機能でシンプルな操作性を実現。BD/DVDへのダビングやDTCP-IP対応のメディアサーバー機能も備えている。対応OSはWindodws 7で64bit版もサポートする。

 「GV-MVP/HZ3」と「GV-MVP/HS3」は、録画ソフトに同社独自の「mAgicTV DIGITAL」を利用。Media Centerに比べるとおまかせ録画などの録画機能を充実しているほか、CMカット機能を新搭載。さらにワンセグ視聴/録画にも対応する。対応OSはWindows XP/Vista/7で、Windows 7は64bit版もサポートする。


 


■ Media Center採用の小型チューナ「GV-MC7/HZ3」

 Windows 7(Starter以外)のMedia Center専用のUSB外付け型地上デジタルチューナ。miniB-CASカードの採用により、小型化を図っており、外形寸法は86×52×29mm(幅×奥行き×高さ)、重量は56g。

GV-MC7/HZ3ストレートデザインの小型ボディを採用

 専用の10feet UIを用いて、テレビ視聴や録画予約が行なえ、番組表はタイトルやキーワード、ジャンルなどによる番組検索に対応。シリーズ録画機能も備えている。また、別途専用リモコン「GV-MC7/RCKIT(4,410円)」を追加することで、リモコンでの録画視聴操作が行なえる。

 OS標準機能を利用するため、ソフトウェア開発費用を省いた安価な価格設定が可能となった。データ放送や字幕放送などのデジタル放送の基本機能をサポートしている。

 地上デジタル放送録画は、MPEG-2 TSのストリーム録画のみで、MPEG-4 AVCなどへの変換録画には対応しない。Windows 7のMedia Centerでは最大4台までのデジタルチューナに対応しているため、同社のGV-MC7シリーズを最大4台同時接続できる。ただし、チューナがBS/110度CSチューナも備えている場合は各1チューナと認識するため、3波対応チューナの同時利用は最大2台までとなる。

 アイ・オー・データ独自のプラグインにより、BD/DVDへのダビングも実現。ダビング10にも対応しており、BD-R/REやDVD-R/RW/RAMなどにダビングできる。また、DTCP-IPにも対応したデジタルメディアサーバー機能を搭載。録画した番組をDTCP-IP対応のテレビやPlayStation 3、LinkPlayer AV-LS500VXなどから視聴できる。

 


■ mAgicTV採用モデルはUSB「GV-MVP/HZ3」とPCI Expressの「GV-MPV/HS3」

 視聴/録画ソフトとして「mAgicTV Digital」を採用モデルはUSB外付け型の「GV-MVP/HZ3」とPCI Expressの「GV-MPV/HS3」をラインナップ。Windows 7のほか、Windows XP/Vistaにも対応する。

GV-MVP/HZ3。ワンセグ用アンテナも付属するGV-MVP/HS3GV-MVP/HS3と従来モデル(左)との比較

 いずれもminiB-CASカードを搭載した地デジチューナ。GV-MVP/HZ3は、Media Centerモデル(GV-MC7/HZ3)と共通のストレートボディの筺体を採用し、外形寸法は86×52×29mm(幅×奥行き×高さ)、重量は110g。GV-GVP/HS3は、miniB-CASの採用により、1枚のブラケットスペースでLowProfile PCI接続も実現した。

GV-MVP/HV3
ワンセグ/12セグの同時録画が可能

 mAgicTV採用モデルの特徴として、12セグの地デジ放送だけでなく、ワンセグ受信にも対応。受信感度が低下した場合、自動でワンセグに切り替えて録画できる。GV-MVP/HZ3にはワンセグ用のロッドアンテナも付属する。録画したワンセグ番組はメモリースティックPRO Duoに書き出し可能で、PSPへの持ち出しも可能となっている。

 mAgicTVではウィンドウサイズ変更や字幕、データ放送表示、ネットブック向けの「低負荷モード」などを搭載。新バージョンでは1.5倍速の音声付早見にも対応した。キーワードを指定しての「おまかせ録画」や、番組追従録画、自動容量確保機能などMedia Centerに比べて録画系の機能を強化している点が特徴となる。

 また、録画番組の編集機能も新搭載。CM自動検出を利用したCMカットも行なえるほか、ダビング後のディスクへの追記/編集なども可能となっている。

 DTCP-IPにも対応したデジタルメディアサーバー機能を搭載。録画した番組をDTCP-IP対応のテレビやPlayStation 3、LinkPlayer AV-LS500VXなどから視聴できる。加えてDTCP-IPを利用したダビング機能も搭載しており、同社のLAN DISK AVなどDTCP-IPダビング対応のサーバーに録画番組をダビングし、共有することも可能。

 また、最大8チューナまでのGV-MVPシリーズを同時利用可能(USB接続製品のみの場合は4チューナまで)で、キー局の全番組同時録画なども可能としている。なお、Windows Media Center採用の「GV-MCシリーズ」と、mAgicTV採用の「GV-MVPシリーズ」との併用については、スタンバイからの復帰などタスク管理が競合するなどの問題があり、サポート対象外となっている。


(2009年 11月 4日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]