マクセル、“京都オパール”イヤフォンを11月発売
-実売3,000円。遊色効果の“悠久の美”イヤフォン
日立マクセル株式会社は、京セラの装飾用素材「京都オパール」を採用したカナル型(耳栓型)イヤフォン「HP-CN31」を11月25日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3,000円前後の見込み。
9月に開発発表し、10月のCEATEC JAPAN京セラブースに参考展示していたイヤフォン。ハウジングに、見る角度により独特のさまざまな色が浮遊する“遊色効果”や多彩な色あいが特徴の「京都オパール」を装飾したことが特徴。京都オパールの開発は京セラで、マクセルでは「悠久の美、七彩の輝きを持つイヤフォン」としている。
胡粉、露草色 | 虹色、唐紅花 |
カラーは、胡粉(ごふん/WWH)、露草色(つゆくさいろ/BTQ)、虹色(にじいろ/WPK)、唐紅花(からくれない/BRE)の4色をラインナップする。胡粉と露草色は「朧月」(おぼろづき)をイメージし、京都オパールをハウジングのプレート部にデザイン、虹色と唐紅花は桜をモチーフにデザインしたという。
女性ユーザーに配慮し、ハウジングの突起を少なくすることで、ヘッドフォンがピアスなどに当たりにくい形状とした。ポート部にはオーバル型ポートを採用し、フィット感と遮音性の高さの両立を図ったという。ユニットはネオジウムマグネシウムを採用し、ドライバ径は10mm。
再生周波数帯域は20Hz~22kHz、音圧感度は100dB/mW、インピーダンスは16Ω。ケーブルはシルバーカラーで高級感を演出。絡み防止スライダーも備えている。重量は14g。イヤーピースはSS/S/Mの3サイズで、銀イオンを練り込んで抗菌加工を施しているという。
(2009年 11月 5日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]