オヤイデ、「TUNAMI」シリーズのスピーカーケーブル

　株式会社小柳出電気商会(オヤイデ)は、TUNAMIケーブルを使用したスピーカーケーブルで、Yラグ「SPSL」を採用した「TUNAMI II SP-Y」と、バナナプラグ「SRBN」を採用した「TUNAMI II SP-B」を12月19日より発売する。長さや値段は下表の通り。なお、下表以上の長さは、50cmの延長につき6,300円かかる。

　また、マルチベースインシュレータ「INS-BS」を11月27日より発売する。価格は8,610円。INS-BSにインシュレータ「INS-CF」を付属した限定パッケージ「INS-BS PLUS」も用意する。価格は14,490円。

　さらに、RCAプラグ「GENESIS」、Yラグ「SPSL」単体も11月27日より発売。価格はGENESISが12,390円、SPSLが8,190円。

■ TSUNAMI II SP

　同社ケーブルのトップモデルに採用されている「TUNAMI NIGO」ケーブルに、金属削り出しの高精度/高強度ケーブルガイドキャップを装着したスピーカーケーブル。導体にはPCOCC-Aを採用。「より幅広いレンジ感、密度感、音場感など、高解像度で高音質なサウンドを実現する」としている。

　「TUNAMI II SP-Y」のプラグは、純国産銅合金を使用したYラグ「SPSL」で、鏡面仕上げの本体にシルバーメッキとプラチナメッキを施している。「TUNAMI II SP-B」のプラグは、純国産リン青銅を使用したバナナプラグ「SRBN」で、鏡面仕上げの本体にシルバーメッキとロジウムメッキを施している。

「TUNAMI II SP-Y」	「TUNAMI II SP-B」

■ インシュレータ「INS-BS」

「INS-BS」

　リバーシブルで使用できるマルチベースインシュレータ。材質は高純度真鍮「クリスタルブラス」に、硬質クロメートメッキを施こしている。INS-BS単体での使用のほか、片面に20mm×4mm(直径×深さ)の凹みを設けており、ここにINS-CFをはめ込むんで使うことも可能。単体時と比べ、S/N比が向上されるという。中心にネジ止め用穴を搭載し、機器へのネジ止め固定もできる。

　外形寸法は35×15mm(直径×厚み)。耐荷重は200kg/個。4個1組で販売する。「INS-BS PLUS」は「INS-CF」が付属したパッケージで、1,000セット限定となっている。

■ プラグ類

　「GENESIS」はスクリュー式チャックを採用したRCAプラグ。キャップ部と本体の隙間を最小限に留めることが可能で、従来のコレットチャット方式で問題になっていた本体とキャップの振動を抑制するという。また、チャック部を後方に独立して配置しているので、狭小な場所でも確実なホールディング作業を実現するとしている。

　材質はリン青銅で、プラチナとロジウムメッキを施している。ケーブル接続ははんだ付けで、適応ケーブル径は9mm以下。4個1組のパッケージとなっている。

　「SPSL」は、上述の「TSUNAMI II SP-Y」などに採用されているYラグ。ケーブルとの接続はデュアルスクリュークランプ方式で、直径5mmのネジを使用する。適応ケーブル径は4mm以下。4個1組のパッケージで、L型六角レンチが付属する。

RCAプラグ「GENESIS」	Yラグ「SPSL」