ニュース

オヤイデ、ブラックダイヤモンドなど天然石使用のインシュレータ2製品

 オヤイデ電気は、オーディオ機器向けインシュレータ「INSシリーズ」の新モデル2製品を2月22日より順次発売する。

 素材にブラックダイヤモンド(ヘマタイト)を採用する「INS-BD」と、スモーキークォーツ(天然煙水晶)採用の「INS-SQ」を用意し、価格はいずれも4,830円(4個1組)。INS-BDの発売日は2月22日。INS-SQの発売は3月末を予定しているが、決定次第改めて発表するという。

INS-BD
INS-SQ

 従来モデルのハイブリッド・カーボンファイバー製「INS-CF」や、高剛性ステンレス製「INS-SP/US」と同様に、同社のマルチベースインシュレータ「INS-BS」(4個8,610円)に装着して利用できる製品。インシュレーターとしてだけでなく、機器に乗せたり貼り付けることでチューニングチップとしても利用できるとしている。INS-BD/SQはいずれも天然石を採用しており、70種類の天然石の物性を検証し、リスニングを重ねて製品化に至ったという。

 「INS-BD」はブラックダイヤモンド(ヘマタイト)を高精度にカットしたモデル。高強度/高密度の物性を併せ持ち、同社は音質について「明晰でストレート。芯の強い力感に溢れながらも、ピークやディップを感じさせることがない」としている。

 「INS-SQ」はスモーキークォーツ(煙水晶)を高精度にカット。高強度/高硬度が特徴で、音質は「実に繊細でリアル。きめ細やかな音の微粒子で空間が満たされるかの如く、艶やかでアコースティックな響き」としている。

 サイズは従来モデルと共通の「コインサイズ」とする20×6mm(直径×高さ)。1個の重量は、INS-BDが9.3g、INS-SQが5g。

マルチベースインシュレータの「INS-BS」に装着したところ。左がINS-BD、右がINS-SQ

(中林暁)