ソフトバンク、PC/携帯ライブ配信「Ustream」に出資

-“だれでも映像配信”を強化。四半期決算も配信


2月2日発表


 ソフトバンクは2日、インターネットを使ったライブ動画の配信サービス「Ustream」を提供する米Ustreamに対し、1月29日付で約2,000万ドル(約18億円)を出資。出資比率は13.7%だが、2011年7月までに追加で株式を取得できるすべてのオプションを行使した場合は、合計で約7,500万ドル(出資比率30%強)となり、Ustreamの筆頭株主になる。

 Ustreamは2007年3月に事業を開始。PCやスマートフォンを通じてライブ動画を配信、視聴できる点が特徴で、配信された動画をオンデマンドで見るサービスも行なっている。月間で5,000万人以上の視聴があるほか、映画や音楽、スポーツ関連など、メディアやコンテンツホルダーと連携した多くのプレミアムコンテンツを用意。また、TwitterやMySpaceなどのソーシャルサービスとの連携も特徴となっている。

 iPhone用にもアプリケーションを用意しており、ダウンロード数は150万件を超えている。また、ソフトバンクでは、2010年3月期 第3四半期決算を16時30分からUStreamやBBブロードキャストなどを使って配信する。

iPhoneなどで撮影した映像を、離れた場所のPCなどでライブ視聴できる

(2010年 2月 2日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]