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MUSIN、ポタフェスでONIXの小型ハイパワーDAP国内初展示
2025年12月10日 12:56
MUSINは、12月13日、14日にベルサール秋葉原で開催されるポータブルオーディオの試聴・体験イベント「ポタフェス2025冬 秋葉原」にブースを出展する。会場はベルサール秋葉原 B1F・1F・2Fで、入場料は無料。事前登録不要のフリー入退場となっている。MUSINブースの場所は「2F-32」。
ポータブルオーディオフェスティバル(ポタフェス)は、世界中のイヤホン・ヘッドホン、ポータブルプレーヤーなどが一堂に会し、最新モデルを実際に試聴できる国内最大級のイベント。
MUSINブースでは、同社が取り扱うSHANLING、iBasso Audio、iBasso Jr.、ONIX、TWISTURA、TOPPING、MUSIN ORIGINALといった各ブランドの最新オーディオ製品を展示。会場限定物販や各種キャンペーンも予定している。
注目展示製品
ONIX「Tocata XM2」(国内初展示)
Cirrus Logic社のDACチップ「CS4308」を採用し、I/V変換回路には同社独自のBrightonアーキテクチャを搭載したポータブルオーディオプレーヤー。ONIXのブリティッシュチューニングを継承しつつ、アンプ部にはSGM8262-2オペアンプを2基搭載した“ピュアプレーヤー”。
82×65×18mmというコンパクトなボディながら、最大出力は800mW@32Ω。携帯性と駆動力を両立した「コンパクトハイパワープレーヤー」として仕上げられている。
SHANLING「UA7」
新作の真空管ポータブルDAC/AMP。DACチップにはESS社のハイパフォーマンスDAC「ESS ES9069」を電流出力モードで採用し、2基のOPA1662と4基のBUF634からなるOP+BUF構成の増幅回路に加え、デュアルJAN6418真空管を搭載している。
まろやかで甘い真空管サウンドと、解像度やスピード感に優れたトランジスタサウンドを一台で楽しめるのが特徴。
iBasso Audio「Epitome」(製品版国内初展示)
片側20基ものドライバーを搭載した、インイヤー型イヤホン。静電型ドライバー(EST)8基を含む構成で、「静電型イヤホンの究極体」とも言える豪華なマルチドライバー設計を採用。
Sonion製ESTドライバー8基に加え、Sonion製BAドライバー10基、Knowles製BAドライバー2基を、高精度な5Wayクロスオーバーネットワークで制御。各帯域が流水のように滑らかにつながる一体感のあるサウンドを目指したモデル。
iBasso Audio「DC04U」(製品版国内初展示)
CS43198をデュアル構成で採用したポータブルDAC/AMP。アンプ部には独立4chバランスアンプ回路を新たに搭載し、iBasso DC04シリーズの新モデルとして登場。
独立4chバランスアンプ回路の採用により、最大出力は980mW@32Ωまで向上。また、アンプ回路の電圧を±4~6Vの範囲で0.1V刻みで可変できる。
iBasso Audio「Kunlun」
窒化ガリウムトランジスタ(GaN FET)を採用した最新鋭のデスクトップヘッドフォンアンプであり、iBasso初のデスクトップオーディオデバイス。
オン抵抗が非常に低く、高効率で電力損失の少ないGaN FETにより、高い電流駆動力を実現。これにより、豊かなサウンドレイヤーとダイナミックレンジを両立したサウンドが特徴。
TOPPING「DX9 Discrete」
デスクトップDAC/AMPの新モデル。D/A回路のL/R各チャンネルに16フェーズのPSRMテクノロジーを搭載したディスクリート1bit D/A回路を採用している。
PSRMは、超高速スイッチングロジック回路アレイと電圧リファレンスで構成される先進的なディスクリートD/A回路で、アナログ回路にはTOPPING独自設計のディスクリートNFCAアンプモジュールを、バランス回路に4ch、シングルエンド回路に2ch搭載。最大出力は32Ω負荷時で7,080mW×2の高出力を実現する。









