ズーム、PCM録音対応MPEG-4カメラに新色を追加
-「Pop White」と「Classical Black」。各29,400円
ズームは、リニアPCM録音が可能なMPEG-4ビデオカメラ「Q3」の新カラーバリエーションとして、「Pop White」(PW)と、「Classical Black」(CB)の2種類を2月末に発売する。価格は既存のブルーと同じ29,400円。
640×480ドットの動画撮影が可能な小型ビデオカメラで、カラー以外は従来モデルと同じ。特徴はPCM(WAV)で音声記録できることで、同社ポータブルレコーダ「H4n」と同じマイクカプセルを備えており、オーディオレコーダとしても利用できる。
Classical Black | Pop White |
撮像素子は30万画素CMOS。動画フォーマットはMPEG-4 SP(MOV)で、640×480ドット/30fpsで記録。記録メディアはSD/SDHCカード(最大32GB)で、2GBのSDカードが付属する。本体背面のレンズは単焦点で、2倍のデジタルズームに対応。2.4型の液晶モニタを備える。
マイクは、ステレオX-Y(指向角120度)。音声は最高24bit/96kHzのWAV(リニアPCM)で記録可能。ただし、動画撮影モードでは96kHzは利用できない。そのほか、320kbpsまでのMP3録音にも対応する。録音感度はLow/High/Auto 3種類を用意。ローカットフィルタも備える。
USB 2.0端子を搭載し、USBマスストレージクラスに対応。動画編集や、YouTube、Facebock、MySpaceなどの動画投稿サイトへのアップロード機能を搭載するPCソフト「HandyShare」を同梱する。
AV端子も搭載し、付属のAVケーブルを使用して、テレビなどに出力可能。ステレオミニのLINE/ヘッドフォン兼用出力端子も搭載。400mWのモノラルスピーカーも内蔵する。電源は単3電池2本で、動画撮影時で約2時間、音声録音時で約4時間の駆動ができる。別売ACアダプタでの駆動も可能。
外形寸法は132.5×55×32mm(縦×横×厚さ)、電池を除く重量は130g。本体底面に三脚穴も備える。ウィンドスクリーンやソフトポーチなどが付属する。
(2010年 2月 12日)
[AV Watch編集部 中林暁]