ソニー、AVCHD撮影対応のレンズ交換式デジカメを年内発売

-新コンセプトの小型モデルと一眼レフ2機種。PMAで発表


新コンセプトの小型カメラと交換レンズ

2010年発売


 ソニーは21日(現地時間)、米国アナハイムで行なわれている写真・映像関連イベント「PMA2010」において、フルHDのAVCHD動画撮影も可能な、新コンセプトのレンズ交換式小型デジタルカメラ試作機を開発中と発表した。発売は2010年内を予定している。

 「いつでも、どこでも一眼高画質を」をコンセプトに開発したというレンズ交換式の小型カメラ1機種と、同じく2010年内に順次発売予定の一眼レフカメラ「α」2機種において、新機能としてフルHDのAVCHD動画撮影に対応。なお、小型カメラ試作機のボディにも「α」ロゴを冠している。

一眼レフ「α」の新モデル2機種と交換レンズ

 小型カメラ、一眼レフカメラともに、新開発の「Exmor APS HD CMOSセンサー」を搭載。一眼レフでは、メインストリーム機、中級機を各1モデル用意している。小型カメラについて説明している同社ページには、日本で3月11日より開催されるイベント「CP+」でも出展予定とアナウンスしている。

 PMAでは、一眼レフ用の交換用レンズとして、2010年内に発売予定とする「Distagon T* 24mm F2 ZA SSM」や、500mm/F4の超望遠「Gレンズ」も出展している。

 そのほか、日本でも発表されているフルHD AVCHD撮影対応のサイバーショット「DSC-TX7」、「DSC-HX5V」や、Exmor R搭載のハンディカム「XRシリーズ」、「CXシリーズ」も展示されている。



(2010年 2月 22日)

[AV Watch編集部 中林暁]