富士フイルム、フォトフレーム「DP-1020SH」を発売延期

-20日に。「一部電源部不具合による全数検査のため」


新発売日:3月20日
DP-1020SH

 富士フイルムは10日、10.2型のLEDバックライト液晶を搭載した、動画/音楽再生対応デジタルフォトフレーム「DP-1020SH」の発売日を3月20日に延期すると発表した。当初の発表では13日発売としていた。

 発売延期の理由について、同社では「一部の機体に電源接続部の不具合があり、全数検査を行なうため」としている。なお、8.5型モデルの「DP-850SH」は予定通り13日に発売する。

 DP-1020SHは10.2型/1,024×600ドット液晶、DP-850SHは8.5型/800×480ドット液晶パネルを搭載したデジタルフォトフレーム。ともにLEDバックライト液晶を採用し、冷陰極管と比べ、消費電力を約1/2に低減したことが特徴。なお、パネルはシャープ製で、10.2型にはシャープ独自の「新モード液晶」を、8.5型にはASV液晶を使用する。表面にアンチグレア処理を施し、光の映り込みによる見えにくさも抑えている。

 ともに2GBメモリを内蔵し、静止画のほか、動画や音楽再生が可能。SD/SDHC、メモリースティック、MMC、CF、xDなどのメモリカードにも対応する。再生対応フォーマットは動画がMotion JPEG(AVI)、MPEG-4 SP、音楽がWAV(リニアPCM)、MP3、静止画がJPEG。本体にステレオスピーカーを搭載する。

(2010年 3月 10日)

[AV Watch編集部 大類洋輔]