アイ・オー、REGZA対応カートリッジ式HDD「REC-iN」
-500GBで13,125円。iVDRと同形状
「RHDM-500」 |
アイ・オー・データ機器は、東芝の液晶テレビ「REGZA」の録画機能に対応したカートリッジ式2.5インチHDD「REC-iN」(RHDMシリーズ)を3月下旬に発売する。価格は、500GBカートリッジ「RHDM-500」が13,125円、USBアダプタとのセットモデル「RHDM-U500」が16,170円。なお、USBアダプタのみの販売は行なわれない。
「REC-iN」は、同社が独自に設計した2.5インチHDDを採用したコンパクトなカートリッジによる、交換式HDDシステム。「今後、対応製品が々登場予定」(同社)としている。価格面でも、同社の同容量のポータブルUSB HDD「HDPS-U500」(15,330円)より、500GBカートリッジ「RHDM-500」は2,205円安く設定されており、複数台使用する場合には得になる。
なお、コネクタや物理的な形状は、iVDR互換となっており、今後iVDR規格に提案していくという。そのため、日立の録画テレビWoooなどのiVDR-Sに装着することができるが、著作権保護規格「SAFIA」には対応していないので、WoooなどでiVDR-Sとしてのデジタル放送の録画はできない。
「REC-iN」の最大の特徴は、東芝の液晶テレビ「REGZA」の録画用外付けHDDとして使用可能なこと。RHDM-U500付属の専用アダプタとREGZAをUSBケーブルで接続して利用する。
同社では、「カートリッジ式の利点を生かして、いっぱいになったら次々にカートリッジを取り替えて容量に悩まされずにハイビジョン録画を楽しむことができる。ジャンル別や、使用者別に使い分けることもできることを提案していく」としている。
HDDは、NTFSフォーマットで出荷されており、パソコン用のUSB 2.0接続のHDDとしても使用可能。ただし、REGZAで使用する際には、初期化が必要なため、REGZAの録画データと、パソコンのデータを共存させることはできない。REGZAには、同時に最大8台まで登録できる。
USBアダプタは、2つの置き方が可能な構造を採用。カバーを開いて斜め縦置きする「Dockモード」、アダプタのカバーを閉じた状態で利用する「Compactモード」を設置場所に応じて使い分けられる。
電源はUSBパスパワーで駆動し、USBアダプタの外形寸法は86×151×19mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約90g。USB A-miniBケーブル(70cm)が付属。「RHDM-500」の外形寸法は80.0×110.0×12.7mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約145gで、ラベルシールが付属する。
(2010年 3月 10日)
[AV Watch編集部 古川 敦]