オーテク、ターンテーブルが浮遊＆LEDで光るプレーヤー「Hotaru」一般販売へ

レコードプレーヤー「Hotaru」(型名AT-FTT)

オーディオテクニカは、20色に光るLED照明とスピーカーを内蔵したレコードプレーヤー「Hotaru」(型名AT-FTT)を12月4日より一般販売を開始する。直販価格は165万円。

Hotaruは、今年のミラノデザインウィークで初公開され話題を集めたレコードプレーヤー。従来は特設サイトで限定先行受付を行なっていたが、一般販売されることが決まった。

磁気反発による浮遊構造を採用。磁力によってターンテーブルを浮かせることで、スピーカーや外部からの振動が再生音に与える影響を抑え、繊細な音のニュアンスまで忠実に再現できるという。

筐体内部の設計を工夫し、限られたサイズの中で最大限のスピーカー容量を確保。煌びやかな中高音域と深みのある低音域を両立し、力強いサウンドを実現した。出力は25W×2。

LED照明は音楽と連動。浮遊するレコードと揺らめくライティングが、音楽と戯れるような特別な時間を演出し、幻想的な空間を作ることができる。

照明は20色のカラーパレットのほか、常時点灯の「ベーシックモード」、滑らかに光が移ろう「グラデーションモード」、音の波を光として捉える「リンクモード」の3種を備える。

トーンアームとカートリッジもHotaru用にデザイン。トーンアームはカーボンファイバー製のストレート構造で、カートリッジはブラックボディ特別仕様の「AT-VM740xML」を付属。MM/MCカートリッジへの交換も行なえる。

筐体の仕上げにもこだわった。素材はアクリルで、アルミニウム製スピーカーボディと真鍮製脚部を採用している。

外形寸法は430×430×235mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約13.6kg。