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NHK「魔改造の夜」1月は初の2チーム直接対決。「オフィスチェア ビーチフラッグス」
2025年12月4日 12:20
NHKは、日本を代表する超一流エンジニアたちが極限のアイデアとテクニックで競い合う「魔改造の夜」の最新作を、2026年1月29日19時30分~20時42分に総合テレビで放送する。競技は「オフィスチェア ビーチフラッグス」で、番組史上初となる“2チーム直接対決”で争われる。
今回魔改造するのは、オフィスチェア。モーターなどをつけた椅子が20m走って、置かれた旗を取るビーチフラッグスを行なう。まず取る時間を競う「タイム競技」。その後、2チームが一緒に走って、先に旗を取った方が勝利の「対戦マッチ」の2種目で競う。
また今回は番組史上初となる2チームでの直接対決となる。挑むのは、油圧ショベルなど建設機械を茨城などを拠点に開発・製造する世界的メーカー「H立建機」と、オートマなどの自動車部品を開発・製造する、愛知が拠点のグローバルな巨大企業「Aイシン」。
ビーチフラッグスのルールと同様、最初は後ろ向きから前向きになり、20mを真っすぐに走る。さらに手を伸ばし、旗を取るという難しい競技。勝負のポイントは、旗を取る手をどう作るか、その手をどう伸ばすのか。チェアを振り向かせ真っすぐ速く走らせるのも難しい。
両チームは、猛スピードで旗を取ることを目指す。「どんな手」を作るか。つかむ? くっ付ける? すくい取る? 魅力的なアイデアを次々試していく。凄い速さで真っすぐ走らせようとすると、後ろ向きから前に向き直し走るためコースが曲がってしまうため、自動運転のような超ハイレベル技術が必要になる。
手を片側につけるので重心も偏る。安定して走るのは至難の技。両チームとも時速40キロ程の速さで、数秒で走りきる目標。いよいよマシンを組み立て、チェアに手をつけ走ってみると……各パーツではできたことが、すごい速さでは連携してできず、マシンが壊れ始める。あまりの壁の高さにエンジニアたちは悶絶し、夜会(本番日)が近づいていく。
1カ月半の苦闘の末、両チームはモンスターマシンを誕生させる。凄いスピードで走って、手がとび出す。まっすぐ走って、その後に……。はたして、複雑な機構を組み込んだオフィスチェアは、見事に旗をつかむのか? 勝利の行方は?
出演は魔改造倶楽部の伊集院光(顧問)、矢野武(実況)、長藤圭介(解説/東京大学大学院教授)。




