三菱、オートターン搭載など22/19型液晶TV「REAL」

-「おすすめ音量」やアクトビラに対応


LCD-22MX40(左上)、LCD-22MX45(右上)、LCD-19MX40(左下)、LCD-19ATL40(右下)

5月21日発売

標準価格:オープンプライス


 三菱電機は、液晶テレビ「REAL」MX/ATLシリーズの新製品として、22型と19型で各2モデル、合計4モデルを5月21日より発売する。価格はいずれもオープンプライス。

型名サイズ解像度オートターンオートチルト店頭予想価格
LCD-22MX4022型1,366×768ドット6万円前後
LCD-22MX4565,000円前後
LCD-19MX4019型55,000円前後
LCD-19ATL406万円前後

 寝室や書斎などのパーソナルユースや2台目の需要に向けた小型テレビ。液晶パネルの解像度は、22型/19型ともに1,366×768ドット。地上/BS/110度CSデジタルチューナと地上アナログチューナを各1基内蔵。2台目需要や、寝室や書斎などのパーソナルユース向けに訴求していく。

 番組本編からCMに変わる時などに変化する音量を自動調整する「おすすめ音量」やEPGの番組タイトルや予約状況などを音声で知らせる「しゃべるテレビ」など、使い勝手に配慮した機能を搭載する。

 また、22型の「LCD-22MX45」と19型の「LCD-19ATL40」では、オートターン機能を搭載。リモコン操作で、画面の向きを左右約30度ずつ回転させることができる。LCD-19ATL40には上下の傾きを各10度ずつ調整できる「オートチルト」も備えている。

 高画質化回路として「DIAMOND Engine VIII」を採用。デジタル放送のノイズを低減する「HD3DDNR回路」や、黒つぶれや白とびを抑えながらコントラストを高める「ダイナミックレベルエクスパンダーIII」、画面内容に応じてバックライト輝度を制御する「IBC」などを搭載する。

 出力3W×2chのステレオスピーカーを搭載。ステレオ音声の広がりを作り出す「DIATONE サラウンド 2.0」や、低域強調機能「DIATONE BASS」などを装備する。

 HDMI入力を2系統備え、同社BD/DVDレコーダと連携できる「REALINK」に対応。テレビのリモコンから、対応レコーダの録画/再生などの操作が行なえる。また、CECに対応したAVアンプの音量も操作できる。

 HDMI以外の映像入力は、D4が1系統、S映像が1系統、コンポジットが2系統。PC入力としてアナログRGB(D-Sub 15ピン)とステレオミニ音声を装備。そのほか、アナログ音声入力×2や光デジタル音声出力も備える。

 ネットワーク機能も装備し、「アクトビラ」に対応。アクトビラ ビデオ・フルのフルHDコンテンツも楽しめる。部屋の明るさに合わせて輝度を調整する「明るさセンサー」や視聴者の年代にあわせて画面の明るさや色を自動調整する「ECO画質モード」なども搭載する。

 消費電力は22型が58W、19型が41W。年間消費電力量は22型が55kWh/年、19型が44kWh/年。スタンドを含む外形寸法/重量は、LCD-22MX40が544×252×417mm(幅×奥行き×高さ)/6.5kg、LCD-22MX45が544×259×429mm(同)/6.8kg、LCD-19MX40が479×252×374mm(同)/6.5kg、LCD-19ATL40が479×249×384mm(同)/6.95kg。


(2010年 4月 1日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]