ヒビノ、英PMCの新スピーカー「factシリーズ」2機種
-ペア71万円のトールボーイ/58万円のブックシェルフ
ヒビノインターサウンドは、英PMCの新スピーカー「factシリーズ」を発売する。ペアでの価格はトールボーイの「fact.8」が714,000円、ブックシェルフの「fact.3」が588,000円。「fact.3」用のスタンドがペアで126,000円。発売日は「fact.8」が4月13日、「fact.3」とスタンドが6月の予定。
fact.8の使用イメージ |
搭載ユニットの種類やサイズ、構成は両モデルで共通。factシリーズ用に、最新のドライブユニットを開発。ウーファには新開発の超硬質、軽量なコーンを使用。ダブルウーファとすることで、鮮明な中域と深みのある低域を表現するという。ウーファのサイズは140mm径。
ツイータは19mm径のSONOMEXソフトドームを採用。「スムーズで心地よい高域を生み出す」としている。
クロスオーバーネットワークには厳選したパーツを使用。スリムなエンクロージャでも豊富な低音が出せる独自のアドバンスド・トランスミッションライン(ATL)方式を採用しており、小音量時においても、スムーズでバランスの取れた低域再生ができるという。ATLの長さはfact.8が3m、fact.3が1.7m。
リアパネルにはHF、LFの出力レベル調整スイッチ(3段階)を装備。環境に合わせて高域と低域のバランスを個別に調整できる。キャビネットは英国内で組み立てており、仕上げはライトオーク、リッチウォールナット、グラファイトポプラ、タイガーエボニーの4色から選択可能。リッチウォールナット、グラファイトポプラ、タイガーエボニーは受注発注となる。
スピーカーターミナルには、factシリーズ用に開発された「fact Ag」銀メッキ4mmターミナルとジャンパープレートを使用。バイワイヤリング、バイアンプ駆動にも対応する。fact.8の台座は鏡面加工で、スパイク部分は「スパイク」、「ボールチップ」、「ボールチップ・カバー付き」から選択出来る。スパイク受けは付属しない。
fact.8 | fact.3 | |
周波数特性(-6dB) | 28Hz~30kHz | 35Hz~30kHz |
入力感度 | 89dB | |
クロスオーバー周波数 | 1.7kHz | |
インピーダンス | 8Ω | |
ユニット | ウーファ:140mm径 ×2個 ツイータ:19mm径 SONOMEXソフトドーム | |
推奨アンプ出力 | 40~300W | |
重量(1本) | 20kg | 9.5kg |
外形寸法 (幅×奥行×高さ) (サランネット・ターミナル含む) (スパイクは含まず) | 155×413×1,030mm | 155×333×535mm |
ATL | 3m | 1.7m |
(2010年 4月 14日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]