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PMCのスピーカー「fact・8」がシグネチャーモデルに

CSRは、英PMCの「fact・8」をリデザインしたスピーカー「fact・8 signature」を11月下旬より発売する。価格はペアで990,000円。カラーはホワイトシルクと、メタリックグラファイト。受注生産品となる。

fact・8 signature

'10年に発売された「fact・8」のシグネチャーモデルとなる、トールボーイ型スピーカー。独自技術のATLエンクロージャーの採用や、スピーカー内の振動がクロスオーバーネットワークに与える影響を見直すなど、"シグネチャーモデルにふさわしい仕上がり"になっているという。

ATLは、解像度の向上と歪みの低減を目的とした構造技術。小音量時においてもスムーズでバランスの取れた低域を実現しているという。

ドライブユニットはfactシリーズ専用のもの。ウーファーは140mm径ドライバ×2で、ツイーターは19mm径のSONOMEXソフトドームを採用している。また、HF、LFの出力レベル調整スイッチ(3段階)を備えており、高域と低域のバランスを個別に調整できる。

ドライブユニット

周波数特性は28Hz~30kHz。入力感度は89dB。インピーダンスは8Ω。クロスオーバー周波数は1.7kHz。入力は、4mmソケット×2ペア(PMC Agターミナル、バイワイヤリング/バイアンプ対応)。

重量は20kgで、台座とスパイクを含めた外形寸法は155×1,030×380mm(幅×高さ×奥行き)。水準器、クリーニングクロスを付属する。