WDLC参加の26社、「パソコンも地デジカ」キャンペーン
-地デジPCに視聴ガジェット提供。Twitter連携など活用提案
ウィンドウズ デジタル ライフスタイル コンソーシアム(WDLC)は27日、地デジ搭載パソコンの普及を目的としたキャンペーン「Watch PC? 『パソコンも地デジカ』キャンペーン」を実施すると発表した。
このキャンペーンは、主にリビングルーム以外の個室のアナログテレビを地デジ搭載パソコンに置き換えることで、地デジ視聴環境の普及を促進し、受信機としてのPCの認知を向上させることを目的としている。期間は4月27日から、地上アナログ放送が終了する2011年7月まで。WDLCに参加する100社のうち、家電メーカーや放送局、家電量販店など26社がスポンサー企業となっている。
4月27日~9月30日は「第1クール」として、対象のチューナ内蔵PCや単体チューナ向けに「テレビNaviガジェット」を提供。また、Twitterと連携したテレビ視聴コミュニケーションサービスの紹介など、地デジPCの活用提案も行なっている。
「テレビNaviガジェット」は、テレビ局からの情報を元に、ドラマやアニメ、おすすめ番組などの情報を提供するというもの。放送中の番組を一覧表示でき、「視聴ボタン」をクリックすることでチューナが起動し、番組を視聴できる。また、アラート機能も備え、あらかじめ視聴したい番組を設定しておくことで、放送開始時間が近づくとアラートを表示。番組の見逃しを回避する。
このガジェットはWDLC参加の5メーカーの地デジ内蔵PCに搭載するほか、単体チューナの購入者にダウンロード配布する。対象製品の詳細はキャンペーンサイトで案内している。なお、ガジェットの利用にはユーザー登録が必要。
地デジPCを活用するコミュニケーションサービスとして、「ニコニコ実況」や、Twitterと連携した「ピーチク」などのサービスを紹介。同じ番組を観ている人とネット上でコミュニケーションするといった、新しいテレビの見方を提案するという。そのほか、キャンペーンサイトでは、地デジ搭載PCでできる遠隔予約などの録画機能や、携帯電話などへの番組持ち出しといった便利な機能について説明している。
(2010年 4月 27日)
[AV Watch編集部 中林暁]