ベスタクス、新プラッタ採用アナログターンテーブル

-デジタルトルクシミュレーター搭載「PDX-3000MKII」


5月22日発売

標準価格:オープンプライス


 ベスタクスはアナログターンテーブル「PDX-3000MKII」を5月22日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は59,800円前後。

 トーンアームに独自のA.S.T.S.(Anti Skiping Tone-Arm System)を搭載し、より安定したジャグリング・スクラッチプレイを可能とするというターンテーブル。

 ダイレクトドライブDCモータのトルクを強化し、スタートから0.5秒以内で定速動作を実現。モーター制御には32bit CPUを搭載し、追従性と安定性を高めているほか、プラッターに高い負荷をかけても、定回転力と高速の加減速を実現するパフォーマンスモードと、指先でプラッタを操作した際の微妙な回転スピードの調整が可能というMixモードの2モードが選べる「デジタルトルクシミュレーター」を搭載する。

 プラッタは、重量と回転慣性モーメントのバランスを最適化した新設計のものを採用。操作面を低くし、操作性を向上させている。キャビネットは15mm厚のアクリル樹脂で、耐衝撃性や耐ハウリング特性を高めている。

 回転数は33.3/45rpm。±最大60%のピッチコントロールが可能となっている。逆回転機能やMIDIコントロール端子も備えている。消費電力は10W。外形寸法は454×365×162mm(幅×奥行き×高さ)、重量は9.5kg。


(2010年 5月 21日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]