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JBLイヤフォン“最後のピース”イヤカフ型「Soundgear Clips」登場。激しいダンスでも落ちないSense Pro
2025年9月17日 14:38
ハーマンインターナショナルは17日、新製品をメディアなどに紹介するイベント「HARMAN ExPLORETOKYO 2025」を開催。正式発表前の新製品も参考展示した。ここではイヤフォンの新モデル「JBL Soundgear Clips」を軸に、イヤフォン、ヘッドフォンの新情報をお届けする。
JBL Soundgear Clips
JBLブランドのイヤフォンは、インイヤー型に加え、イヤーフック型も展開しているが、「最後のピース」(ハーマンインターナショナル ライフスタイルオーディオ事業部 マーケティング部の濱田直樹シニアマネージャー)として紹介されたのが、イヤーカフ型の「JBL Soundgear Clips」。発売時期や価格は未定。
JBL初の、耳を挟むイヤーカフ型。SONICARCと名付けられたデザインを採用し、搭載するドライバーが放出する音を、鼓膜に的確に届けられるよう、アーム部分の角度にこだわっているのが特徴。装着感に合わせ、角度を変えても、外耳道に的確に音を届けられるとのこと。
ドライバーは11mm口径。OpenSoundテクノロジーを用いて、周囲への音漏れも抑制している。再生時間は32時間。通話用マイクも4基備えている。
JBL Sense Pro
JBLオープンイヤー型完全ワイヤレスイヤフォンのフラッグシップモデルとして、日本導入に向けたクラウドファンディングを実施している「JBL Sense Pro」も紹介。GREEN FUNDINGで実施しており、期間は10月26日23時59分まで。
オープンイヤー構造ながら、16.2mmと大口径のDiamond-Like Carbon(DLC)振動板を採用したダイナミックドライバーを搭載。JBLならではのクリアでパワフルなサウンドに加え、高い解像度と伸びやかな高音域を実現した。高音質Bluetooth音声コーデックのLDACにも対応。Hi-Res Audio Wirelessの認証も取得している。コーデックはSBC、AAC、LC3、LC3+ (Auracastレシーバー時)にも対応する。
音漏れにも対策。独自の「OpenSoundテクノロジー」を備え、ドライバーユニットが前後に振動することで、音波の位相が180度異なる逆位相サウンドを生成。それを意図的に当てることで音の拡散を抑制。音漏れを最小限に抑えながら、周囲への配慮とプライバシー保護を両立している。
イベントでは、二本のロープを巧みに操り、アクロバットからダンスまでこなすREG☆STYLEが登場。JBL Sense Proを耳に装着して、音楽に合わせた激しいダブルダッチパフォーマンスを披露。会場に流れるダンスミュージックを止めても、REG☆STYLEメンバーの耳には音楽が流れ続けているため、“会場は無音だが、REG☆STYLEメンバーは音楽に合わせて息のあったパフォーマンスを展開する”という不思議な状態に。
この、複数台への音楽配信はAuracastを用いて実現しており、激しいダンスをしても耳から外れないJBL Sense Proの装着安定性の高さと、低音再生能力、Auracastの汎用性の高さもアピールした。
JBL Tour Pro 3に新色ブルー
スマート充電ケースが付属し、デュアルドライバーを搭載した人気の完全ワイヤレスイヤフォン「JBL Tour Pro 3」に、ECサイト限定の新カラーBLUEが今後登場予定。Amazonで販売する予定で、シックなブルーと、各所のゴールドがアクセントになった高級感のあるカラーになっていた。
オーバーイヤーヘッドフォン「JBL Tune730BT」は、アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を省いたベーシックなモデル。
「JBL Tune 680NC」は、オンイヤータイプのヘッドフォンでありつつ、ANCを搭載したモデルとして、今後登場予定。
その他にも参考出品多数
スポーツ系イヤフォンにも参考出品が多数あった。
「JBL Endurance Peak 4」は、イヤーフック型完全ワイヤレスイヤフォンで、防水機能なども備える。
「JBL Endurance Pace」は、ネックバンドタイプのスポーツ向けイヤフォン。イヤフォン部分は耳を塞がない形状になっているため、車の接近にも気が付きやすく、安全にランニングなどができる。
有線タイプのスポーツ向けイヤフォン「JBL EunduranceRun 3」と、USB-C接続タイプの「JBL EnduranceRun 3 USB-C」も今後登場予定だ。