ティアック、ターンテーブル/カセット搭載のCDレコーダ
-アナログ音源をCD-R/RWにダビング。ラジオ録音も
ティアックは、アナログレコードのターンテーブルとカセットデッキを備えたCDレコーダ2モデルを6月25日より発売する。
天面/底面パネルとスピーカーの色が共にブラックの「LP-R450」と、天面/底面がブラウンでスピーカー部がブラックの「LP-R480」を用意し、LP-R450は家電量販店で、LP-R480は百貨店やインテリアショップ、雑貨店、書店などで販売。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は7万円前後の見込み。カラー以外の仕様は共通。
LP-R480 |
アナログレコードとカセットテープの音源をCD-R/RWディスクにCD-DA形式でダビングできるCDレコーダ。ターンテーブルとカセットデッキは再生専用で、アンプやスピーカーも備える一体型のオーディオシステムとなっている。'08年より発売された「LP-R500」(天面/底面:ブラウン、スピーカー:ブラック)や、'09年に発売('10年3月販売終了)した「LP-R550」(天面/底面:ブラック、スピーカー:シルバー)の後継モデルで、主な仕様は従来と同じ。
RCAのアナログ音声入力を1系統備えており、外部入力からの音源をCD-R/RW化することも可能。AM/FMラジオの録音もでき、指定時間で録音を自動的に停止するREC OFFタイマー機能も装備する。
録音の際に無音状態(2秒間)を検知して、トラックを自動分割したり、手動でトラック分割することも可能。ピークレベルメーターも備え、録音レベルを確認できる。
CDレコーダはトレイタイプで、音楽CD、CD-R/RWの再生をサポート。32曲までのプログラム再生やリピート再生、シャッフル再生が可能。ターンテーブルはベルトドライブ式で、33(LP)、45(EP)、78(SP)回転の3スピードに対応する。オートリターン機能も搭載。別売で交換針も用意する。
内蔵アンプの出力は3.5W×2ch。スピーカーはユニット径が76mm、インピーダンスが4Ω。バスレフ型のエンクロージャを採用する。アナログ音声出力(RCA)、ヘッドフォン出力(ステレオミニ)を各1系統装備。消費電力は25W。外形寸法は470×390×230mm(幅×奥行き×高さ)。重量は11kg。リモコンが付属する。
(2010年 5月 24日)
[AV Watch編集部 中林暁]