「アーマード 武装地帯」BD化でテレンス・リーが危機対処直伝

-グラドル中村静香に指南。「知恵と筋肉がぶつかりあう映画」


左から危機管理コーディネーターのテレンス・リーさんと、筋トレ大好きグラビアアイドルの中村静香さん

 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPE)から、7月28日にBlu-ray/DVDが発売される、主要キャストが全員男性という異色のクライム・アクション映画「アーマード 武装地帯」。

アーマード 武装地帯 Blu-ray版
 その発売を記念し、危機管理コーディネーターのテレンス・リーさんと、筋トレ大好きというグラビアアイドルの中村静香さんが参加した、試写会と特別自己防衛セミナーイベントが26日、東京のFSスペース汐留で開催された。

 既報の通り、「アーマード 武装地帯」はマット・ディロン、ジャン・レノ、ローレンス・フィッシュバーンなどのスターに加え、若手注目株コロンバス・ショートも起用されたクライム・アクション映画。BD版(BRS-80026)の価格は4,980円、DVD版(TSDD-80026)は3,990円。

 タイトルの「アーマード・トラック」は、どんな銃弾も寄せ付けない、最新テクノロジーを搭載した走る要塞・装甲現金輸送車を意味している。主人公は、その装甲車で、日々現金輸送に命を削る6人のプロフェショナル。

 しかしある日、彼らは輸送中の4,200万ドルの大金をそっくりいただこうと考える。練りに練られた、誰も傷つくことのないスマートな完全犯罪に思えたが、予期せぬアクシデントをきっかけに、互いの生き残りを賭けた悪夢へと変貌する……。

 映画の脚本は、アカデミー賞で知られる映画芸術科学アカデミーが主催する、ニコル映画脚本コンペティションに応募された、カナダの無名新人ジェイムズ・V・シンプソンによるもの。アクション映画としてのユニークなコンセプトと確かなキャラクター描写が評価され、6,000本以上の応募の中から選ばれ、「スパイダーマン」のサム・ライミ監督も絶賛。異例の早さで映画化が決まったという。



「テレンス・リーさんの胸板が凄い」と中村さん
 安全だと思っていても、常に危険は隣り合わせに存在するという映画のストーリーに関連し、イベントには危機管理コーディネーターのテレンス・リーさんが特別講師として登場。特別生徒役は、特技が“筋肉の名称を言えること”というほど筋トレ好きという、グラビアアイドルで女優としても活躍している中村静香さん。

 MCから「テレンス・リーさんの筋肉はどうですか?」と質問された中村さんは、「胸板が凄いですね! 大胸筋がとくに」と、筋肉好きらしいコメント。


見事に不審者を撃退!
 肌の露出が増える夏は女性にとって危険な季節でもある。不審者と遭遇した場合の対処について、テレンス・リーさんによる自己防衛セミナーがスタート。背後から抱きついてきた怪しいマスク男を、素早い動きで投げ飛ばすテレンス・リーさん。中村さんも、彼の指導のもと、不審者を見事に撃退。「男の人を投げ飛ばすって楽しいですね。一つ覚えておくと凄く心強いです」と楽しそうに語った。

 映画についてテレンス・リーさんは、「個人的にこの作品大好きです。こういう作品は多いようで、少ないですし。出演しているローレンス・フィッシュバーンも大好きなので、脂臭いくらい男くさいですが、楽しめる作品です」とアピール。中村さんも「皆カッコ良くて、展開も早くて面白いです。知恵と筋肉のぶつかりあいがあり、最後は正義が勝つという事を学べる作品です」と感想を語った。



(2010年 7月 27日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]