ツインバード、実売6万円の7型防水ワイヤレスモニター

　ツインバード工業は、防水対応のワイヤレモニター「LINK ZABADY」の新製品「VW-J708W」を8月10日より発売開始した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は6万前後。

　7型/800×480ドットの防水液晶モニターと、モニターに映像/音声をワイヤレス伝送するための送信機から構成される。送信機に入力した映像/音声信号をMPEG-2に変換し、モニターにIEEE 802.11aの無線方式で伝送する。通信距離の目安は、見晴らしの良いところで約30m。送信機とモニターは、1対1で相互通信仕様になっており、混信の心配はないという。

利用イメージ

モニターにSDカードスロットを装備

　液晶モニターは7型。IPX7(水深1m、30分水中に没しても中に水が入らない)相当の防水構造を採用しており、誤って風呂に落下した場合でも、すぐに拾い上げれば問題無く、バスルームやキッチンなどの水に濡れやすい場所でも利用できる。SDカードスロットも備えており、SDカードに記録したJPEG画像を表示するフォトフレームとしても利用できる。ただし、SDカード内の動画再生機能は備えていない

　出力300mW×2chのステレオスピーカーを搭載。ヘッドフォン出力やAV出力も備えている。リチウムイオン電池を内蔵しており、約3時間30分の連続利用が可能。充電時間は約8時間。消費電力は10W。モニターの外形寸法は260×48×150mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.2kg。充電台も付属する。

リモコン

　防水リモコンとAVコントローラーも付属。主要メーカーのAV機器のリモコンコードを内蔵しており、AV1/2/3の各入力に接続した機器のリモコンコードを割り当てることで、離れた場所の各機器の操作が行なえる。

　送信機の入力系統はAV1、AV2、AV3の3系統で、AV1にはD1、S映像、コンポジット、アナログ音声を一つずつ装備。AV2/3は、S映像、コンポジット、アナログ音声を各1つずつ備えている。AV1出力(AV1入力のスルー出力)はD1、S映像、コンポジット、アナログ音声の各端子を備えている。送信機の電源はACアダプタで、動作時消費電力は約9W(待機
時1W)。外形寸法は260×140×57mm(幅×奥行き×高さ)、重量は575g。