ソニーのレコーダ操作Webアプリ「Chan-Toru」が強化

-新BDレコーダのW録や再生操作、Twitter投稿に対応


Chan-Toru Ver.2.0 beta

 ソニーは、スマートフォンやパソコンから、同社BD/DVDレコーダの操作が可能なWebアプリ「Chan-Toru(チャントル)」をバージョンアップした。9月24日のアップデートでVer.2.00 betaとなり、「BDZ-AX2000」など、同社の新BDレコーダの無線LANリモコンとして利用できるようになったほか、Twitter連携を盛り込むなどの機能強化を図っている。

 Chan-Toruは、開発中のβ版アプリを公開する「体験空間」で提供している、BD/DVDレコーダ用のWebアプリ。利用は無料だが、β版のためサポート対象外。公開することでユーザーからの意見を集め、改善を図っていく。

 iPhoneやXperia(SO-01B)、Andorid 2.2以降のスマートフォンやiPadで利用できるほか、パソコンでもChromeやSafariなどのWebkit(レンダリングエンジン)採用ブラウザに対応。7月に公開されたバージョンでは、同社製BD/DVDレコーダのリモート録画予約や録画予約/録画済み番組リストの閲覧、予約キャンセル、録画番組の削除に対応していた。

 Ver.2.00以降では、番組表の表示をスマートフォンに最適化したほか、BSデジタル放送も利用可能になった。さらに、放送中の番組を見ながらTwitterにコメントを投稿する「ツイート投稿機能」も追加している。

 また、9月より順次発売開始された「BDZ-AX2000」など新BDレコーダ6製品への対応を強化。無線LAN経由でスマートフォンをリモコンとして使う機能を強化しており、従来の録画予約に加え、録画タイトルの選択や再生、早送り/戻しなどの操作が可能になった。チャンネル切替にも対応。ダイジェスト再生もChan-Toru Ver.2.0から行なえる。

 さらに、電源のON/OFFも可能。ダブルチューナモデルにおいては、W録画に対応するなどの機能強化が行なわれている。


BSデジタルに対応Twitterの関連コメント数もチェックできるiPhoneでは専用のランチャ「S-Entrance」も公開

(2010年 10月 28日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]