アイ・オー、動画/静止画の2D-3D変換対応PC用ソフト

-「PLAY3DPC」。9種類の3D方式に対応


PLAY3DPC

 アイ・オー・データ機器は、デジタルカメラやビデオカメラで撮影した写真や動画を簡単に3D化できるソフトウェア「PLAY3DPC-DVC」を販売開始した。価格は7,980円で、同社直販サイトioPLAZAからダウンロードできる。

 対応OSはNVIDIA 3D Visionを利用する場合はWindows 7のみ。3D Vision以外の3Dディスプレイを採用する場合はWindows Vista/7。

 2Dの写真や動画から、自然な3D写真や動画を自動変換できるソフトウェア。一枚の写真から3D写真を作り出したり、写真の中から奥行き感や飛び出し感を出したい部分を選択し、奥行き感などを調整して、3D写真を作成できる。コメント入りの3D写真作成も可能。3D写真の対応入/出力形式は独自のIOSとMPO。

 2D映像の3D変換にも対応。また、3D対応のビデオカメラで撮影した映像のカット編集や文字編集も可能なほか、ビデオカメラを約6cm間隔で2台並べて撮影した3D映像の編集にも対応する。2台のカメラを並べた際におこりがちな微妙なズームや角度のズレ、回り込みのミスなどを補正/修正できる。3D動画から3D写真を取り出せる「3Dスナップショット」機能も搭載する。

 3D動画の入力方式としては、同社独自のIOMや、AVI(富士フイルム採用)、3D処理(サイドバイサイド、トップアンドボトム)されたMPEG-2、WMV、MP4、MTS、M2TSの各ファイルに対応。3Dコンテンツが収録されたディスク(AVCHD/BDなど)には対応しない。出力形式はIOM、AVI、MPEG-2 PS、MPEG-2/AAC TS、H.264/AAC TS、MP4(H.264/AAC)、WMV。

3D動画の編集に対応9種類の3D方式に対応

 3D対応ビデオカメラで撮影した動画の再生や、YouTubeにアップロードされた3D動画の再生に対応。3D方式としては、NVIDIA 3D Vision(アクティブシャッターメガネ採用)方式や、3Dテレビのサイドバイサイド、トップアンドボトム方式、偏光メガネ方式、赤青メガネ方式、裸眼パララックスバリア方式、視差平行法/裸眼交差法、偏光プロジェクタの9方式に対応する


(2010年 11月 4日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]