オリンパス、ラジオ内蔵/スピーカー付属のICレコーダ

　オリンパスイメージングは、ラジオを録音できるICレコーダ「VJ-20」を11月20日より発売する。同社直販サイト、または三省堂書店など書店での限定発売となっており、価格はオープンプライス。直販価格は29,800円。

VJ-20

　リニアPCM(WAV)/MP3録音対応のICレコーダに、AM/FMラジオチューナを搭載した製品。ステレオスピーカー内蔵クレードルが付属し、据え置きのラジオチューナとしても利用できる。ラジオの録音はMP3/128kbpsのみとなる。最大20番組までの予約録音が行なえ、開始/終了時刻の指定や、繰り返し(1回/毎回/曜日指定)の予約設定も可能。全国7地域の地域設定機能を搭載し、AM/FM放送局の自動登録が可能。

　記録メディアはmicroSD/SDHCカード(最大8GB)で、2GBのカードを同梱。さらに、発売記念キャンペーンとして、数量限定で語学学習の「アルクのキクタン」を収録したmicroSD(1GB)をプレゼントする。収録コンテンツは「キクタンBasic4000英語」、「キクタン韓国語初級編」、「キクタンTOEIC Test Score600」の3種類。

　リニアPCM録音は16bit/44.1kHz、MP3は64～192kbps(モノラル32kbps)に対応。2GBカード利用時はPCMで約3時間、MP3で約22時間30分～約68時間記録(モノラル約136時間)できる。

　再生対応ファイルはリニアPCM/MP3/WMAで、マイクロソフトのPortable Device DRM (PDDRM)もサポートする。再生時の機能として速度調整(21段階)や、リピート再生、一定時間のスキップ(30秒/1分/10分/30分の4段階)、聴き直し(5秒/10秒/15秒から選択)なども可能。内蔵スピーカーは本体が20mm径×1、クレードルが50mm径×2を搭載。出力は本体が80mW、クレードルが0.5W×2ch。

　電源は単3電池1本で、アルカリ電池での連続使用時間はPCM録音が約23時間30分、MP3録音が約53時間30分(64kbps)、ラジオ録音がAM約20時間、FM約17時間。再生がイヤフォン利用時約53時間30分(MP3/64kbps)、約24時間(PCM)。スピーカー利用時は約41時間(MP3/64kbps)/約22時間(PCM)、ラジオ受信(イヤフォン利用)はAM約25時間30分、FM約21時間30分。付属クレードルのスピーカーはACアダプタで駆動する。

　パソコンとUSBで接続し、データ転送が可能。対応OSはWindows XP/Vista/7。外形寸法と重量は、本体が113.5×49.5×18mm(縦×横×厚さ)、約92g(電池含む)、クレードルが193×100×124.5mm(幅×奥行き×高さ)、約620g。AMループアンテナ、FMアンテナ、イヤフォン、単3エネループ充電池1本などが付属する。

レコーダ本体	スピーカー内蔵の付属クレードル	設置イメージ