アイ・オー、3D Vision対応の23型フルHD液晶

-実売44,800円。国内メーカー初の3D Vision対応


LCD-3D231XBR

 アイ・オー・データ機器は、NVIDIA 3D Visionに対応した3D対応23型液晶ディスプレイ「LCD-3D231XBR」を12月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は44,800円前後。

 23型で1,920×1,080ドットのフルHDパネルを採用した液晶ディスプレイ。NVIDIAと協力し、PC向けのフレームシーケンシャル方式の3Dソリューション「NVIDIA 3D Vision」に対応する。3D Vision対応のディスプレイは国内メーカーでは初という。目標出荷台数は年間1万台。

 120Hzの倍速駆動により、左目用と右目用の画像をそれぞれ秒間60コマずつ描画し、専用のアクティブシャッターメガネで視聴することで、3D立体視を実現。3D VisionでのPCとの接続は、Dual-link DVI、もしくはHDMIを利用。Dual-link DVIケーブルが同梱される。

 3D Vision対応ゲームや、Blu-ray 3Dの再生に対応。なお、3D立体視のためには、Windows Vista/7搭載PCと3D Vision対応のNVIDIAのGPU、3D Vision Glasses kitが必要。

 パネルはノングレア(非光沢)で、2D視聴時のコントラストは1,000:1(DCRオン時 1万:1)、輝度は300cd/m2、応答速度は3ms。1.5W×2chのステレオスピーカーを装備する。

 入力端子はDual link DVIとHDMI、アナログRGB(D-Sub15ピン)とアナログ音声入力(ステレオミニ)を各1系統装備。ヘッドフォン出力も備えている。100mmピッチのVESAマウントや上15度、下5度のチルト機能を装備する。消費電力は59W(最大)/37.8W(通常)/1.5W(待機時)。スタンドを含む外形寸法は546×174×409mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約5.4kg。

LCD-3D231XBR

背面


(2010年 11月 17日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]