ソフトバンク、裸眼3Dスマートフォンを17日に発売

003SH

　ソフトバンクモバイルは10日、シャープ製の裸眼3D液晶搭載スマートフォン「GALAPAGOS 003SH」を12月17日(金)に発売すると発表した。なお、既に予約受付けを締めきった、日本未発売のボーズのヘッドセット「Bose MIE2 mobile headset」を付属した限定モデルも同日に発売する。

　シャープの「GALAPAGOS」のプラットフォームに対応したスマートフォンで、3.8型で裸眼3D対応のタッチパネル液晶を搭載。ミラノレッド、ネイビーブラック、ホワイトの3色をラインナップ。さらに、電池カバーとして、グラフィックがデザインされた10色の「Limited Color」(別売)を用意。男性向けと女性向けにそれぞれ5種類ずつのデザインを用意、12月下旬以降に発売される予定。

裸眼3D表示に対応	003SHの基本色は3色	003SHのLimited Color

3Dコンテンツとして「シュレック フォーエバー」が収録されることを記念し、11月14日の発表会にはシュレックも登場した

　OSはAndroid 2.2で、1GHz CPUを搭載する。ワンセグやFeliCa、赤外線通信にも対応。画面の2D/3D切替はメニュー画面上から可能で、通常のメニュー画面や、ワンセグなども3Dで表示できる。また、2D撮影した動画を3D動画(サイドバイサイド形式)に変換することも可能となっている。

　960万画素CCDカメラを搭載し、720p動画撮影が可能。なお、静止画/動画撮影は2Dだが、静止画のみの機能として、本体を横方向に動かしながら撮影し、3D静止画として記録することもできる。IEEE 802.11b/gの無線LANを搭載し、DLNAサーバー機能も装備。携帯電話内のコンテンツを対応テレビなどで視聴できる。独自のTapFlow UIを搭載し、タッチ操作が可能となっている。

　外形寸法と重量は約121×62×12mm(縦×横×厚さ)、約140g。購入してすぐに3Dを楽しめるように、3Dコンテンツを収録したサンディスク製の16GB microSDHCカードが同梱される。

　microSDHCカードには、3Dゲーム「バイオハザード ディジェネレーション」、「魔界村騎士列伝」、「ロックマン」、「モバイル・パワフルプロ野球3D」、「霊界電話、「SILPHEED Alternative」と、3Dムービー「劇場版 3D あたしンち 情熱のちょ～超能力♪母大暴走!」、「牙狼＜GARO＞～RED REQUIEM～」、「シュレック フォーエバー」、「バトル・ロワイアル 3D」、「怪盗グルーの月泥棒 3D」、「劇場版ほんとうにあった怖い話3D」の予告編などを収録する

003SHのカメラ部	HDMI端子を天面に備える