シャープ、「スマートフォン3Dコンテスト」を実施

-3D動画も募集。FinePixなどでも応募可能。


 シャープは、3日にドコモから発売されたスマートフォン「LYNX 3D SH-03C」と、12月上旬発売のソフトバンクモバイル「GALAPAGOS SoftBank 003SH」の発売にあわせて、3D撮影した静止画と動画を募集する「シャープ スマートフォン3Dコンテスト」を開始した。

LYNX SH-03CGALAPAGOS SoftBank 003SH

 スマートフォンやデジタルカメラなどで撮影した3D映像を募集。開催期間は12月3日から、2011年2月28日までで、3D静止画部門と3D動画部門を設けている。投稿された3Dコンテンツは、シャープによる確認の後で、専用サイトにアップロードされ、SH-03Cと、GALAPAGOS 003SHから楽しむことができる。なお、PCや対応端末以外のスマートフォンからの閲覧はできない。

 応募ファイルの撮影機器はシャープ指定のものとなっており、3D静止画については、SH-03CとGALAPAGOS 003SH、富士フイルムのデジタルカメラ「FinePixREAL 3D W1/W3」、ソニー「DSC-TX9」のスイングパノラマ機能で撮影した、MPO形式のもの。ファイルサイズは10MB以内。

FinePixREAL 3D W3

 3D動画については、FinePixREAL 3D W1/W3で撮影したAVI、パナソニック「HDC-TM650」で撮影したMTS、003SHで撮影した3GPファイルが対象で、長さも30秒以内かつファイルサイズは300MB以内のもの。

 投稿作品からの優秀作品表彰も予定しており、毎月1回24名に、3D AQUOS「LC-46LB3」や3D対応「ブルーレイAQUOS」などをプレゼントする。審査員は、慶應義塾大学の稲蔭正彦教授と、番組プロデューサーのおちまさと氏、映画監督の守屋健太郎氏。

 また、テレビ東京ブロードバンド(TXBB)は「SH-03C」に、3Dアプリケーション「3D SAKANA+」と、3D映像「書と鯉 3D version」をプリインストール提供したことを発表。3D SAKANA+は、最大25匹の魚が海の中を泳ぐ観賞用アプリで、魚の種類は全5種類。TXBBとエイチアイが共同開発した。書と鯉は、“空間に書く書”というコンセプトで制作した「空書」の3Dバージョンで、チームラボと共同で制作した。



(2010年 12月 3日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]