家庭内の1080i映像をネット伝送する「Slingbox PRO-HD」
-PC/MacやiPadなどに対応。イーフロンティア発売
Slingbox PRO-HD |
イーフロンティアは17日、米Sling Mediaのインターネット映像伝送システム「Slingbox PRO-HD」の予約受付を開始した。2011年2月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は34,980円。
コンポーネント映像入力端子を装備し、入力したテレビ放送やレコーダの録画番組などをインターネットを介して、外出先のパソコンなどから視聴可能にする端末。最高1080iまでの映像入力に対応する。
Windows/Macintosh用からはWebブラウザ経由で利用可能、さらに、iPhone/iPadやAndroid、Windows Phoneなどのスマートフォン用アプリも2011年2月以降に発売予定としている。
外出先などのパソコンから、Slingboxに接続した機器の映像を楽しめる |
iPad用アプリなども提供予定 |
クライアント側の画面には、Slingboxの入力端子や、接続機器をチャンネル切り替えなどが行えるリモコンなどを表示。日本国内の主要なHDDレコーダやチューナのリモコン70種類以上に対応し、チャンネル変更や、再生停止などの基本操作に加え、録画予約なども可能。リモコンからの電源ON/OFFも行なえる。
家庭内のSlingboxをネットワーク接続し、SlingboxのWebサイトでIDとパスワードを取得。Webサイトで視聴ページを開くだけで、外出先から家庭内のSlingboxにアクセスできる。Slingboxに接続した製品を外出先からコントロールし、海外旅行中でも自宅のレコーダ内の日本のプロ野球を見たり、通勤中に3G回線経由で家庭内の録画ドラマを見るなどの利用が可能となる。
入力端子はコンポーネント×1のほか、S映像×1、コンポジット×1、アナログ音声×1、同軸デジタル音声×1を装備。出力端子は、コンポーネント、S映像、コンポジット、アナログ音声、同軸デジタル音声を各1系統備えている。アナログチューナ(NTSC)も装備しているが、正式なサポートはしていないという。IR端子も備えている。外形寸法は364×242×98mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.8kg。
コンポーネントケーブルや、コンポーネント-D変換ケーブル、電源アダプタ、アンテナケーブルなどが付属する。
(2010年 12月 17日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]