シャープ、Blu-ray 3D対応で実売75,000円のBDレコーダ

-「AQUOSブルーレイ」エントリー機


BD-HDS63

 シャープは、Blu-ray 3Dに対応したBDレコーダ新モデル「BD-HDS63」を2月15日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は75,000円前後。

 320GB HDDを搭載したAQUOSブルーレイのエントリーモデル。チューナは地上/BS/110度CSデジタルと地上アナログを各1系統搭載する。DRモードでの録画だけでなく、新トランスコーダーを搭載し、MPEG-4 AVC/H.264トランスコードしながら、約10倍の長時間録画が行なえる。

 EPGからの録画予約に対応するほか、「かんたん番組検索」機能を搭載。番組詳細情報からキーワードを抽出して検索したり、番組名が類似する番組を、EPGや録画番組リストから検索できる。

 Blu-ray 3Dの再生にも対応。HDDからBDへのダビングも可能となっており、記録可能な光ディスクは、BD-R/REと、BD-R XL、DVD-R/RW、DVD-R DL。BDへの直接録画にも対応している。3層/100GBのBDXLメディア利用時には、約12時間のDRモード番組を録画可能。長時間モード利用時には約87時間分を1枚のディスクに収録できる。

 スカパー! HD録画にも対応。スカパー! HDチューナからEthernetを介して番組を録画でき、内蔵チューナとスカパー! HDの2番組同録画も可能。2番組同時録画中でも、BDビデオ再生や高速ダビングが行なえる。ただしBlu-ray 3Dについては、2番組同時録画中は2D映像になるという。

 ホームネットワーク機能も搭載。HDDに録画した番組を、別室のホームネットワーク対応AQUOSから視聴できる。そのほか、アクトビラ ビデオ・フルやTSUTAYA TVにも対応する。i.LINK端子も備えている。

 出力端子はHDMIとD4、S映像、コンポジット、アナログ音声、光デジタル音声を各1系統装備。入力はS映像、コンポジット、アナログ音声が各1系統のほか、USBも装備。USB接続したデジタルカメラやAVCHDビデオカメラの映像をAQUOSブルーレイのHDDに取り込める。

 長時間録画モードで起こりやすい映像ノイズやDVD再生時の映像の粗さを低減する「微細化高画質」技術も搭載。BDビデオに記録されたDTS-HD Master AudioのHDMIからのフルデコード出力にも対応している。

 消費電力は30W(待機時0.8W、エコモード時0.3W)。年間消費電力量は40.7kWh/年。外形寸法は430×299×67mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約4.1kg。リモコンや2mのHDMIケーブルなどが付属する。


(2011年 1月 14日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]