富士フイルム、「FinePix F550EXR」黒モデルを発売延期

-「EXR CMOS」搭載のコンパクト型。「一部部品が不足」


FinePix F550EXR。写真の4モデルのうち、ブラックのみ発売延期となった

 富士フイルムは22日、フルHD動画撮影も可能なコンパクトデジタルカメラ「FinePix F550EXR」のブラックモデルの発売日を、3月5日に延期すると発表した。

 F550EXRは、新開発の1/2型、1,600万画素の裏面照射型「EXR CMOSセンサー」を搭載するデジタルカメラ。発表時は2月26日発売としていたが、「一部部品の不足」を理由として3月5日に延期された。なお、シャンパンゴールド、ホワイト、レッドの3モデルについては当初予定通り、2月26日に発売される。

 動画撮影時は最大1,920×1,080ドット/30fpsのMPEG-4 AVC/H.264(MOV)記録が可能で、80/160/320fpsのハイスピード動画撮影にも対応。新CMOSセンサーの採用で、従来より明るさを40%アップさせた低ノイズの動画撮影が可能となっている。

 FinePixシリーズとして初めてGPSを搭載し、撮影した場所の情報を記録、Googleマップに表示できることも特徴。レンズは光学15倍ズーム対応。記録メディアはSD/SDHC/SDXCカードと39MBの内蔵メモリ。



(2011年 2月 22日)

[AV Watch編集部 中林暁]