「計画停電」の前に、録画用HDDの停止を呼びかけ

-アイ・オーとバッファローが「予定時刻前に準備を」


 東北地方太平洋沖地震により、東京電力などが供給地域において「計画停電」を14日より順次行なうことを発表した。これを受けて、アイ・オー・データ、バッファローが、対象地域におけるHDDレコーダなどの停電前の準備について案内している。

 アイ・オーは、「AVHD-UQシリーズ」や「HVL-AV(R)シリーズ」などのLAN/USB HDDをテレビ録画に使っているユーザーに対し「録画動作中に停電になると、以後の利用に支障をきたす恐れがあり、最悪の場合は保存データを消失する可能性がある」と呼びかけている。特にLAN HDDのユーザーには、停電予定時刻より前にシャットダウン操作を行なうよう案内。同社サイトでシャットダウンの方法などを説明している。

 バッファローも同様に、HDD搭載地デジレコーダ「DVR-1」や、TeraStation/LinkStationのユーザーに対し、停電による製品故障を防ぐため、あらかじめ製品を停止するよう案内。対象製品の型番や、シャットダウンの方法、停電から復帰後に起こる問題への対策などを説明している。

 なお、東芝は、同社のQ&Aページにおいて停電後の家電製品の取り扱いについて説明。レコーダやテレビなどの停電復帰後の取り扱い方法について記載されている。



(2011年 3月 14日)

[AV Watch編集部 中林暁]