ラトック、8,820円のUSBヘッドフォンアンプ/DAC

-ダイナミックレンジ調整機能搭載のエントリー機


REX-UHPA1

 ラトックシステムは、USBヘッドフォンアンプ「REX-UHPA1」を4月下旬に発売する。価格は8,820円。対応OSはWindows XP/Vista/7とMac OS X 10.5以降。

 16bit、44.1/48kHz対応のUSBヘッドフォンアンプ。パソコン標準のイヤフォン出力やアナログ出力からのステップアップを想定したエントリーモデルで、ドライバを別途インストールする必要はなく、簡単に使い始められるとしている。

 入力はUSB(Audio Class 1準拠)で、出力はステレオミニのヘッドフォン端子に加え、アナログRCAのライン出力も装備。アクティブスピーカーなどに接続してUSB DACとしても使用できる。ヘッドフォンの定格出力は52mW×2ch(32Ω時)。電源はUSBバスパワーを使用する。

 ダイナミックレンジコントロール(DRC)機能のON/OFFが可能。小出力のアクティブスピーカーやイヤフォンで、クラシックなどダイナミックレンジが広い音楽を聴く場合の自動音量調整が行なえる。出力の大きなヘッドフォンを接続する場合は、音楽データそのもののレンジを再現するため、WindowsではOS設定で、Macでは同社の専用ツールでDRCをOFFにできる。

 SN比は97dB以上、ダイナミックレンジは96dB以上。外形寸法は91×66×32mm、重量は約195g。USBケーブルやゴム足などが付属する。



(2011年 3月 30日)

[AV Watch編集部 中林暁]