エプソン、プロジェクタ用液晶の出荷が累計7,000万枚に

-プロジェクタの台数換算で2,300万台以上


エプソンのHTPSパネル

 セイコーエプソンは11日、3LCD方式プロジェクタ向け高温ポリシリコンTFT液晶パネル(HTPS)の累積出荷数が7,000万枚に達したと発表。3LCD方式プロジェクタの台数換算では2,300万台以上となる。

 エプソンは、2008年8月に5,000万枚、2010年2月に6,000万枚の出荷を達成。同社はプロジェクタの用途拡大などを背景に、プロジェクタ全体の市場について今後も年率10%前後成長すると予測しており、HTPS市場も大きく伸張していくと見ている。

 こうした予測に基づき「今後も最先端液晶技術、高開口率化技術など独自技術を応用した幅広いHTPS製品ラインナップで、多様化する用途や、高輝度・高コントラスト・小型化などの様々な期待に応えていく」としている。



(2011年 5月 11日)

[AV Watch編集部 中林暁]