ワンセグ全録レコーダ「ガラポン弐号機」が一般販売
-録画番組をネット経由で視聴。東京など地域限定
ガラポンTV弐号機 |
ガラポンは、ワンセグの全番組同時録画対応レコーダ「ガラポンTV弐号機」の一般販売を7月22日より開始した。価格は34,500円。
ワンセグを最大7ch分、同時録画できるレコーダ。これまで、初号機の申し込み者やメール登録者限定で販売されていたが、同社サイトにて一般向けの販売を開始する。ただし、販売対象地域は東京、千葉、埼玉、神奈川限定。
同社は、一般販売に至った経緯について「リビングの中心に設置したテレビはデジタル化していても、キッチンや子供部屋などのサブテレビはアナログのままといった状況を鑑み、アナログ停波によってサブテレビでテレビ番組を見なくなる、いわゆる“テレビ離れ”を食い止めたいとの思いから一般販売を開始する」としている。
録画先は別売のUSB HDDで、7ch同時で24時間、30日間以上録画し続けることが可能。30日間録画する場合に必要なHDD容量は約1TBとしている。なお、HDDの空き容量が無くなると、自動で古い番組から削除される。消したくない番組は「お気に入り」に保存することで自動削除しないようにできる。本体の外形寸法は250×200×70mm。
録画した番組の視聴は、ネットワーク経由でパソコンやiPhone/iPad、Android端末などのブラウザから行なう。録画番組をジャンル別に一覧表示して、好みの番組を探せるほか、EPGのデータを使って番組の検索も可能。
番組や場面を特定できる共通のURLも用意。同製品を持つ友人同士で、同じ番組/場面を共有して視聴できる。なお、番組(動画ファイル自体)の共有はできない。また、利用者間で話題となったり、お気に入り登録数が多いといった情報を、番組の発見に役立てるソーシャルレコメンドの仕組みも活用していくという。
(2011年 7月 22日)
[AV Watch編集部 中林暁]