東芝、「RZ節電リモ」のiPhone/iPad版を公開
-電力需給に応じて、REGZA自動OFFなどが可能
「RZ節電リモ for iOS」のデモ画面 |
東芝は、東京電力の電力使用状況に合わせてテレビの節電モードを自動制御できるiPhone/iPad/iPod touch向けアプリ「RZ節電リモ for iOS」を8月1日に無償公開した。
対応テレビはREGZAのZG2/Z2/ZP2/BC3シリーズ。ZG2/Z2/ZP2は、7月11日以降のアップデートソフトの適用が必要。アプリ側の対応OSはiOS 4.0以降。なお、Android端末向けの「RZ節電リモ for Android」は既に公開されている。
「RZ節電リモ」は、タブレット/スマートフォン上で電力の需給状況を確認でき、テレビの設定などを変えられるアプリ。機能はAndroid版と共通で、電力使用率の予測値をもとに、LAN内にある液晶テレビREGZAの節電モード設定の切り替え、電源OFFの自動コントロールが可能。例えば「95%を超えたら、テレビの電源を自動でOFFにする」という設定もできる。手動操作も可能で、アプリ画面内の「節電ボタン」でREGZAの節電モードを設定できるほか、電源OFFボタンでREGZAの電源を切ることが可能。
「設定バー」では、各節電モードへの自動切替レベルの設定を変更可能。「レベルメーター」では、電力会社が発表したグラフと数値を元に、時間ごとの電力使用率の予想値を色分けして表示する。
なお、電力の使用量のデータについては、Yahoo! JAPANが独自集計で算出した「電気予報」と、東京電力のデータをもとにYahoo! JAPANが作成した「電力使用状況メーター」のAPIを使用している。電気予報などのサービスが変更または終了した場合、「RZ節電リモ」の一部機能が利用できなくなることがあるとしている。
(2011年 8月 1日)
[AV Watch編集部 中林暁]