ロックリッジ、iPod+ギター用の一体型スピーカー

-高見沢氏とコラボ。真空管採用の「Jam Tube」


「Jam Tube」(ジャムチューブ/VTS-784GT)

 ロックリッジサウンドジャパンは、iPod/iPhone/iPadに対応した真空管アンプ採用スピーカーと、ギターアンプ+スピーカーを組み合わせた「Jam Tube」(ジャムチューブ/VTS-784GT)を9月下旬~10月上旬に発売する。価格は44,100円。THE ALFEEの高見沢俊彦氏とコラボレーションした製品となる。

 iPodスピーカーと、ギター用スピーカーを組み合わせた製品。iPod用には真空管とICを組み合わせたハイブリッドアンプと、3インチ(4Ω)のユニットを2基採用。これとは別に、ギター用アンプと、ギター出力専用の4インチユニットをモノラルで搭載。全体で2アンプ、3ユニットを内蔵したシステムとなる。

 これにより、iPodの再生音をステレオで再生しながら、ギターの音も出し、気軽にギターセッションができるという。それぞれの音が個別のユニットから出力され、自然に溶け合うために「ライブ感のあるジャムセッションが可能」(ロックリッジサウンド)としている。


中央にギター用ユニット、左右にiPod用ユニットを搭載iPod用ユニットのドライブには、真空管とICを組み合わせたハイブリッドアンプを使っている

 iPad/iPhone/iPodとは、付属の専用Dockケーブルで接続。iPhoneやiPodだけでなく、iPadの充電にも対応。iPadも立て掛けられる専用スタンドも付属する。また、外部アナログ入力(ステレオミニ)も備え、iPod以外のプレーヤーとも接続可能。

DockケーブルでiPodなどを接続するiPadの充電も可能

 ギター入力はシールドケーブル(標準プラグ/別売)での接続に対応。別途、外部エフェクタなどを経由する事もできる。天面のコントロールノブにより、音量調整から、クリーン・オーバードライブ切替/GAIN/DRIVE/TONEのコントロールも可能。外部録音出力(ステレオミニ)も備え、再生音をギター音を外部機器で録音する事もできるという。

 アンプに使用している真空管は「12AX7」(ECC83)×2基。再生周波数帯域は20Hz~20kHz。外形寸法は395×220×190mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約6.7kg。デザインはギターのヘッドアンプをモチーフにしており、筐体はブラック、コントロールパネル部は赤く塗られている。



■高見沢氏とコラボ

THE ALFEEの高見沢俊彦氏とコラボレーション

 製品発表にあたり、高見沢氏はコメントも発表。「ギターを弾きたいときに、近くにギターアンプがない。そんな悩みを解消するような、iPodスピーカーと一体になったアンプがあったら便利だろうなぁ~と…常々思っていました」という。

 Jam Tubeのサウンドについては、「ギターアンプ部は、クリーントーンからワイルドなクランチサウンドまで、しっかり出せるチューニングで、オーディオサウンドとギターサウンドのアンプ、ドライバーを完全に独立セパレーションさせたので、ギターを弾いた時、再生している音楽とのバランスは最高です。まさにギタリストが泣いて喜ぶT's amp Tuningされた『ギターアンプ搭載iPodスピーカー』の誕生です」と表現している。

 なお、Jam Tubeは8月13日(土)・14日(日)に開催される、高見沢氏のソロライブ会場(パシフィコ横浜国立大ホール)において、来場者限定の特別先行予約を実施。製品展示コーナーで配布される専用申込書を使って予約/購入すると、特典として「高見沢氏直筆サイン入りiPadスタンド」が、もれなくプレゼントされるという。詳細は特設サイトにて。



(2011年 8月 10日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]