「ハウルの動く城」が11月16日にBlu-ray化
-「崖の上のポニョ」BDの新パッケージ版も
ハウルの動く城 (C)2004 二馬力・GNDDDT |
ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンは、スタジオジブリのアニメ「ハウルの動く城」を、11月16日にBlu-ray化する。価格は各7,140円。同日には「ゲド戦記」もBD化予定で、詳細は別記事で紹介している。
さらに、既にBD化されている「崖の上のポニョ」の、新パッケージ版も11月16日に7,140円で発売する。既発売のものはアニメのカラーイラストを使ったものだが、新パッケージは、ポニョ以降のジブリ作品のBDと同じ、シルエットをベースとしたシンプルなデザインとなる。収録ディスクの内容は既発売のものと同じ。
タイトル | 本編仕様 | 音声 | 品番 | 価格 |
ハウルの動く城 | 片面2層 本編119分 16:9 MPEG-4 AVC 日本語字幕 英語字幕 フランス語字幕 ほか | (1)日本語 (リニアPCM 2.0ch) (2)日本語 (DTS-HD MasterAudio 6.1ch) (3トラック以降) 英語、フランス語、ドイツ語、 イタリア語、韓国語、広東語、 北京語 | VWBS-1288 | 7,140円 |
崖の上のポニョ 新パッケージ版 (C)2008 二馬力・GNDHDDT |
「ハウルの動く城」には特典として、アフレコ台本、「世界のハウル」(約9分)、英語吹替版監督 ピート・ドクターへのインタビュー(約7分)、予告編集(約12分)、全米プレミア試写 記録映像(約11分)、「ラセターさん、こんにちは」(約16分)、「ハウルの城はこうして動いた。」(約20分)、「ハウルの動く城」音図鑑・音と風景(2005年5月に放送されたもの/約28分)などを収録予定。
■ハウルの動く城 あらすじ
イギリスの児童文学作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズの「魔法使いハウルと火の悪魔」を原作にした、宮崎駿監督作品。
愛国主義全盛の時代。王国の兵士たちが今まさに、戦地に赴こうとしている。銃には花が飾られ、歓呼の中を行進する兵士たち。荒地には、美女の心臓をとって喰らうという魔法使い、ハウルの動く城まで現れた。
そんな町から離れて歩く、ひとりの少女がいた。主人公ソフィーは18才。荒地の裾野に広がる町で生まれ育ち、亡き父の残した帽子屋を切り盛りしている。妹のレティーは八方美人で人当たりも良く、街一番のカフェ、チェザーリの看板娘。ソフィーは妹に言われる。「本当に帽子屋になりたいの?」でも、生真面目なソフィーはコツコツと働くしかない。たまにひとりになると、自分が本当になにをやりたいのか、考えてしまう娘だった。
ある日、彼女は美貌の青年・ハウルと出会う。何かに追われているらしい青年は、ソフィーと共に天へ舞い上がったかと思うと、束の間の空中散歩にいざなう。夢のような出来事に心を奪われるソフィー。しかしその夜、ソフィーは、荒地の魔女と名乗る魔女に呪いをかけられ、90才のおばあちゃんに姿を変えられてしまう。このままでは家にはいられない! ソフィーは荷物をまとめ、人里離れた荒地を目指し、ハウルの動く城に潜り込むのだが……。
(2011年 8月 15日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]