ビクター、RyomaXのネット配信サービス「MELINK」終了

-9月30日で実証実験終了。本サービス移行を断念


 ビクターは21日、オールインワンAVシステム「RY-MA1(RyomaX)」向けのネットワークサービス「MELINK」を9月30日付で終了すると発表した。

 2月より新メディア・プラットフォーム協議会が行なってきた新ネットワークサービスの実証実験が9月30日に終了。本サービスへの移行が見送られることとなった。そのため、同サービスを「MELINK」として利用していたRyomaXでのサービスも終了する。

RY-MA1(RyomaX)MELINK

 MELINKは、ラジオの難視聴対策としてのネットワーク経由の番組サイマル配信のほか、地方の観光協会や自治体などが、CSのテレビ放送などと比べて低コストで専門のプロモーションチャンネルが開設できる事などを訴求。新しいネット配信サービスとして提案していた。

 なお、RyomaXのFM/AMチューナやアクトビラ、BD/HDDレコーダなどの機能は引き続き利用できる。



(2011年 9月 21日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]