COWON、3型液晶搭載のプレーヤー「iAUDIO 10」

-メニュー画面色が200種類。片手で持ちやすい形状


ブラックモデル

 コウォンジャパンは、ポータブルメディアプレーヤー「iAUDIO 10」を11月4日に発売する。内蔵メモリ4/8/16/32GBの4モデルを用意し、価格はオープンプライス。直販価格は下表の通り。


型番カラーメモリ容量直販価格
i10-4G-WH
(直販限定)
ホワイト4GB9,800円
i10-8G-BKブラック8GB11,800円
i10-16G-WHホワイト16GB13,800円
i10-32G-BKブラック32GB17,800円

 3型/400×240ドットの液晶を備えた動画/音楽プレーヤー。特徴は、メニュー画面の色の組み合わせを200種類用意した「カラーセラピー機能」。自分だけのオリジナルメニューを作ることができ、色の変化で気分を変えて楽しめるとしている。メニュー画面の構成は3種類で、読みやすい「Typeface」と、アイコンが変化する「Revolving icon」、各機能が素早く起動できる「Quick player」から選べる。操作は液晶画面の下部にある静電式タッチパッドで行なう。

【訂正】記事初出時、「タッチパネル液晶」としていましたが、液晶はタッチパネルではなく、本体下部のタッチパッドによる操作となります。お詫びして訂正いたします。(10月21日)

画面の色の組み合わせ例メニュー画面の一部


ホワイトモデル。側面からみると、上部は薄く、下部に厚みがある

 また、本体の形状は片手での持ちやすさを追求。ポケットへ簡単に入れられるように上部を薄くし、下部に重さを持たせることで手に持った時の安定感を高めたという。

 音楽再生時の機能として、39種類のエフェクトから選べる「Jet Effect 3.0」や、BBE+を搭載。本体で最大10個のプレイリストを作成することも可能。区間リピートや、再生速度変更機能も備え、語学学習にも利用できるとしている。

 再生対応フォーマットは音楽がMP3、WMA、FLAC、OGG、APE、WAV。ID3タグや歌詞表示にも対応する。動画はAVI(Xvid)、WMV、ASFをサポート。付属ソフト「Jet Audio」を使い、様々な形式の動画を対応形式に変換できる。静止画やテキストの表示にも対応。AV出力を備え、別売ケーブルの利用で動画をテレビなどに出力することも可能。

 FMラジオも搭載。録音機能も備え、マイク/ライン入力からの録音や、FM録音が可能。FMの予約録音にも対応する。本体にスピーカーも内蔵する。イヤフォンは、高級ユニットを採用したという「COWON SE2」を同梱する。

 バッテリは内蔵のリチウムポリマー充電池で、連続再生時間は音楽が38時間、動画が6.5時間。充電はUSBまたはACアダプタ経由で行ない、充電時間はUSB/ACいずれも2時間以内。外形寸法は114×54×6.9~12.6mm(縦×横×厚さ)、重量は73g。



(2011年 10月 21日)

[AV Watch編集部 中林暁]